Title:
陰イオン交換性層状複水酸化物の製造方法
Document Type and Number:
Japanese Patent JPWO2009072488
Kind Code:
A1
Abstract:
一般式；ＱｘＲ（ＯＨ）ｚ（ＣＯ３２−）０．５−ｙ／２（Ｘ−）ｙ・ｎＨ２Ｏ（式中、ｘは、１．８≦ｘ≦４．２の数値範囲を示す。ｚは、２（ｘ＋１）を示す。ｙは、最小値０であり、陰イオン（Ｘ−）が残存若しくは一部導入されている場合は、１未満まで増加する。Ｑは、２価の金属イオン。Ｒは、３価の金属イオン。ｎは、２±２。）で表される組成を有する炭酸イオン型の層状複水酸化物を出発原料とし、その炭酸イオンサイトに−１価の陰イオンを置換して前記式中のｙを最大１にまで増加する陰イオン交換性層状複水酸化物の製造方法において、前記出発原料を、その炭酸イオンサイトを置換するに足る−１価の陰イオンを含む塩を混合した水溶液中に分散させて、置換するにあたり、その水溶液のｐＨを４超かつ７未満に維持することで、安全確実に、連続的に、結晶外形・結晶構造・結晶性を保ったまま脱炭酸イオンを行うことを提供する。
Inventors:
Nobuo Ii
Takayoshi Sasaki
Takayoshi Sasaki
Application Number:
JP2009544675A
Publication Date:
April 21, 2011
Filing Date:
December 02, 2008
Export Citation:
Assignee:
National Institute for Materials Science
International Classes:
C01F7/785; B01J41/10; C01G3/00; C01G9/00; C01G15/00; C01G37/00; C01G45/00; C01G51/00; C01G53/00
Attorney, Agent or Firm:
Satoru Matsumoto