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Patent Searching and Data


Title:
MOBILE TERMINAL DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/157336
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a mobile terminal device capable of preventing an erroneous input from a touch sensor, which occurs when an opening operation is performed by sliding. A mobile phone comprises a first cabinet (1), a second cabinet (2) slidable along the upper surface of the first cabinet (1), a first touch sensor (36) capable of inputting data by touching the upper surface, a projection (23) projecting from the second cabinet (2) toward the upper surface, a second touch sensor (37) for detecting a position where the projection (23) touches the upper surface, and a CPU (100) for controlling, based on the output from the second touch sensor (37), an input by the first touch sensor (36).  The CPU (100) validates an input by the first touch sensor (36) when the second cabinet (2) is located at a first position (OP-position) that makes the detection region of the first touch sensor (36) open to the outside and invalidates the input when the second cabinet (2) is out of the first position (OP-position).

Inventors:
HIGASHIYAMA TADASHI (JP)
NAKAO MASAKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/060884
Publication Date:
December 30, 2009
Filing Date:
June 15, 2009
Export Citation:
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Assignee:
KYOCERA CORP (JP)
HIGASHIYAMA TADASHI (JP)
NAKAO MASAKI (JP)
International Classes:
H04M1/02; H04M1/00
Foreign References:
JP2007243961A2007-09-20
JP2003298699A2003-10-17
JP2006148262A2006-06-08
JP2005109970A2005-04-21
JP2000201208A2000-07-18
JP2004072285A2004-03-04
JP2007157157A2007-06-21
JP2008092081A2008-04-17
JP2004153454A2004-05-27
Attorney, Agent or Firm:
SHIBANO MASANORI (JP)
Shibano right -- elegant (JP)
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Claims:
携帯端末装置において、
 第1の筐体と、
 前記第1の筐体の一つの面に沿ってスライド可能な第2の筐体と、
 前記面に対する入力を受け付ける第1のタッチセンサと、
 前記第2の筐体から前記面に向かって突出する突出部と、
 前記突出部の位置を検出する検出部と、
 前記検出部からの出力に基づいて前記第1のタッチセンサによる入力を制御する制御部とを備え、
 前記制御部は、前記第2の筐体が前記第1のタッチセンサの検出領域を外部に露出させる第1の位置にあるときに前記第1のタッチセンサによる入力を有効とし、前記第2の筐体が前記第1の位置から外れたときに前記第1のタッチセンサによる入力を無効とする、
ことを特徴とする携帯端末装置。
 
請求項1に記載の携帯端末装置において、
 前記突出部は、第2の筐体のスライドに伴って前記面に接触しながら移動し、
 前記検出部は、前記面に対する前記突出部の接触位置を検出する、
ことを特徴とする携帯端末装置。
 
請求項2に記載の携帯端末装置において、
 前記検出部は、前記面に対する入力を受け付ける第2のタッチセンサを有する、
ことを特徴とする携帯端末装置。
 
請求項1に記載の携帯端末装置において、
 前記面には、複数の操作ボタンが配され、
 前記制御部は、前記第2の筐体が前記第1の位置から外れた位置にあるときに、前記操作ボタンによる入力を有効とする、
ことを特徴とする携帯端末装置。
 
請求項4に記載の携帯端末装置において、
 前記第2の筐体には、当該第2の筐体の一つの面から画像を出力する表示部と、前記画像を透過可能な入力部とが配され、
 前記検出部は、前記第2の筐体が前記第1の位置から外れる方向に最も移動した第3の位置にあることを検出し、
 前記制御部は、前記第2の筐体が前記第3の位置にあるときに、前記入力部による入力を有効とする、
ことを特徴とする携帯端末装置。
 
請求項4に記載の携帯端末装置において、
 前記検出部は、前記第2の筐体が前記第1の位置から外れ、且つ、前記複数の操作ボタンの一部を覆う第2の位置にあることを検出し、
 前記制御部は、前記第2の筐体が前記第2の位置にあるときに、前記操作ボタンに前記第2の位置に応じた機能を設定する、
ことを特徴とする携帯端末装置。
 
請求項6に記載の携帯端末装置において、
 前記第2の筐体には、当該第2の筐体の一つの面から画像を出力する表示部と、前記画像を透過可能な入力部とが配され、
 前記検出部は、前記第2の筐体が前記第1の位置から外れる方向に最も移動した第3の位置にあることを検出し、
 前記制御部は、前記第2の筐体が前記第3の位置にあるときに、前記入力部による入力を有効とする、
ことを特徴とする携帯端末装置。
Description:
携帯端末装置

 本発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末装置に関するものであ 。

 関連技術の一例として、スライド式の携 電話機が知られている。この関連技術の一 が、2007年2月1日付けで出願公開された特開2 007-28417号公報に開示されている。スライド式 携帯電話機は、複数の操作ボタンを有する第 1の筺体の上面に、モニタ画面を有する第2の 体がスライド可能に配される。そして、2つ の筺体が重なった状態(閉じた状態)から第2の 筺体がスライドすることによって、第1の筺 の操作ボタンが外部に露出される。

 一方、関連技術の一例として、近年、操 ボタンの配置領域にタッチセンサ(接触セン サ)を配し、タッチセンサの検出領域内で手 された文字などを、タッチセンサから入力 れる位置情報に基づいて認識することによ 、操作ボタンによる入力のみならず、手書 入力をも可能とした携帯電話機が開発され いる。この関連技術の一例が、2007年3月15日 けで出願公開された特開2007-66169号公報に開 示されている。このように、手書き入力をも 可能とすることにより、ユーザの操作性を一 層向上させることができる。

 このような手書き入力機能は、上記スラ ド式携帯電話機にも搭載することができる

 スライド式携帯電話機において、第1の筺 体にタッチセンサが搭載された場合、通常、 第2の筺体の開放が検出されたときに、タッ センサがアクティブな状態とされる。

 上記開閉検出は、たとえば、磁石とMRセ サ(磁気抵抗素子センサ)とにより行われる。 即ち、2つの筺体の一方に磁石、他方にMRセン サが配され、2つの筺体が閉じた状態のとき 磁石とMRセンサが接近するような構成とされ る。この場合、2つの筺体が閉じた状態から 2の筺体がスライドし始めると、開放された 検出され、タッチセンサがアクティブな状 とされる。

 ところで、開放動作の際、第2の筺体は、 その背面がタッチセンサの検出面に接近した 状態でスライドすることになる。このとき、 製造誤差等により筺体背面にわずかな歪み等 が生じていると、スライド時に筺体背面の一 部がタッチセンサの検出面に触れるようなこ とが起こり得る。

 よって、上記のように、スライド時にタ チセンサがアクティブな状態となる場合に 、筺体背面の一部がタッチセンサの検出面 触れることで、タッチセンサから誤った入 が行われてしまう惧れがある。

 本発明は、このような課題を解消するた になされたものであり、スライドによる開 動作の際に生じるタッチセンサからの誤入 を防止することができる携帯端末装置を提 することを目的とする。

  本発明の携帯端末装置は、第1の筐体と 前記第1の筐体の一つの面に沿ってスライド 可能な第2の筐体と、前記面に対する入力を け付ける第1のタッチセンサと、前記第2の筐 体から前記面に向かって突出する突出部と、 前記突出部の位置を検出する検出部と、前記 検出部からの出力に基づいて前記第1のタッ センサによる入力を制御する制御部とを備 る。ここで、前記制御部は、前記第2の筐体 前記第1のタッチセンサの検出領域を外部に 露出させる第1の位置にあるときに前記第1の ッチセンサによる入力を有効とし、前記第2 の筐体が前記第1の位置から外れたときに前 第1のタッチセンサによる入力を無効とする とを特徴とする。

 たとえば、前記突出部は、第2の筐体のス ライドに伴って前記面に接触しながら移動し 、前記検出部は、前記面に対する前記突出部 の接触位置を検出するような構成とすること ができる。また、たとえば、前記検出部は、 前記面に対する入力を受け付ける第2のタッ センサを有するような構成とすることがで る。

 上記の構成によれば、第2の筐体が第1の ッチセンサの検出領域を外部に露出させる 1の位置にあるときに第1のタッチセンサによ る入力が有効とされ、第2の筐体が第1の位置 ら外れたときに第1のタッチセンサによる入 力が無効とされるため、第2の筺体が第1のタ チセンサの検出領域の上をスライドしてい 間は第1のタッチセンサからの入力が無効と なる。したがって、スライド時に、第2の筺 の一部が誤って第1のタッチセンサの検出領 に触れても、誤入力を防止することができ 。

 さらに、本発明の携帯端末装置において 前記面には、複数の操作ボタンが配され得 。この場合、前記制御部は、前記第2の筐体 が前記第1の位置から外れた位置にあるとき 、前記操作ボタンによる入力を有効とする う構成され得る。

 このような構成とすれば、第2の筺体が第 1の位置から外れ、第1のタッチセンサによる 力が無効となったときに、操作ボタンによ て入力操作を行うことができる。よって、 ーザの使い勝手が向上する。

 さらに、本発明の携帯端末装置において 前記検出部は、前記第2の筐体が前記第1の 置から外れ、且つ、前記複数の操作ボタン 一部を覆う第2の位置にあることを検出する う構成され得る。この場合、前記制御部は 前記第2の筐体が前記第2の位置にあるとき 、前記操作ボタンに前記第2の位置に応じた 能を設定するよう構成され得る。

 このような構成とすれば、操作ボタンの 部が覆われた状態にあるときに、外部に露 された操作ボタンを用いて円滑な入力操作 行うことができる。

 さらに、本発明の携帯端末装置において 前記第2の筐体には、当該第2の筐体の一つ 面から画像を出力する表示部と、前記画像 透過可能な入力部とが配され得る。このと 、前記検出部は、前記第2の筐体が前記第1の 位置から外れる方向に最も移動した第3の位 にあることを検出するよう構成され得る。 た、前記制御部は、前記第2の筐体が前記第3 の位置にあるときに、前記入力部による入力 を有効とするよう構成され得る。

 このような構成とすれば、第2の筺体が閉 じて、第1のタッチセンサや操作ボタンによ 入力が十分に行えない状態となっても、入 部により入力操作が行えるため、ユーザの い勝手が一層良くなる。

 以上のとおり、本発明によれば、第2の筺 体がスライドにより開放される際、第1の筺 に設けられた第1のタッチセンサから誤入力 なされるのを防止することができる。

 本発明の効果ないし意義は、以下に示す 施の形態の説明により更に明らかとなろう ただし、以下の実施の形態は、あくまでも 本発明を実施化する際の一つの例示であっ 、本発明は、以下の実施の形態に記載され ものに何ら制限されるものではない。

実施の形態に係る携帯電話機の外観構 を示す図である。 実施の形態に係るキー入力部の構成を す図である。 実施の形態に係るキー入力部がアセン ルされた状態を示す図である。 実施の形態に係る第2キャビネットが開 閉したときの突起と第2タッチセンサとの位 関係について説明するための図である。 実施の形態に係る携帯電話機の全体構 を示すブロック図である。 実施の形態に係る第2キャビネットの開 閉に基づく入力設定処理を示すフローチャー トである。 実施の形態に係る第2キャビネットが完 全に開放された状態で行われる手書き入力操 作の一例を示す図である。 変更例1に係る第2キャビネットの開閉 基づく入力設定処理を示すフローチャート ある。 変更例2に係る携帯電話機の使用形態を 説明する図である。 変更例2に係る第2キャビネットの開閉 基づく入力設定処理を示すフローチャート ある。

 ただし、図面はもっぱら説明のためのも であって、この発明の範囲を限定するもの はない。

 以下、本発明の実施の形態につき図面を 照して説明する。

 なお、本実施の形態においては、第1キャ ビネット1、第2のキャビネット2が、それぞれ 請求の範囲に記載の「第1の筺体」、「第2の 体」に相当する。また、液晶表示器21が請 の範囲に記載の「表示部」に相当し、第3タ チセンサ22が請求の範囲に記載の「入力部 に相当する。さらに、突起23が請求の範囲に 記載の「突出部」に相当し、テンキー34が請 の範囲に記載の「操作ボタン」に相当する また、第1タッチセンサ36が請求の範囲に記 の「第1のタッチセンサ」に相当し、第2タ チセンサ37が請求の範囲に記載の「検出部」 および「第2のタッチセンサ」に相当に相当 る。さらに、請求の範囲における「制御部 は、メモリ107に格納された制御プログラム よってCPU100に付与される機能として実現さ ている。なお、上記請求の範囲と本実施の 態との対応の記載はあくまで一例であって 本発明の請求の範囲を本実施の形態に限定 るものではない。

 図1は携帯電話機の外観構成を示す図であ り、図1(a)は、第2キャビネットが開放した状 の携帯電話機の正面図、図1(b)は同じ状態で の側面図である。図1(c)は図1(b)のA-A´断面図 ある。

 携帯電話機は、第1キャビネット1と第2キ ビネット2を備えている。第1キャビネット1 は、キー入力・開閉検出部3(以下、単に「 ー入力部」という)が配されている。キー入 部3は、機器への各種入力を検出するととも に、第1キャビネット1に対する第2キャビネッ ト2の開閉状態を検出する。

 第1キャビネット1の上面には、キー入力 3を構成する操作キー群3aが配されている。 作キー群3aは、4個のメインキー31と、方向キ ー32と、決定キー33と、12個のテンキー34によ て構成されている。

 メインキー31は、各種の機能モード(カメ 撮影モード、メール送受信モード、インタ ネットモードなど)の切替えを行うためのキ ーや電話による通話開始、終了を行うための キーである。方向キー32は、表示画面に表示 れた各種メニューから所望のメニューを選 する際に操作されるキーであり、決定キー3 3は選択されたメニューの決定等を行うため キーである。テンキー34は、文字、アルファ ベット、数字などの入力を行うためのキーで ある。

 第2キャビネット2には液晶表示器21が配さ れている。液晶表示器21の表示画面側には、 3タッチセンサ22が配されている。第3タッチ センサ22は透明なシート状を有しており、第3 タッチセンサ22を透して液晶表示器21の表示 面を見ることができる。

 第3タッチセンサ22は、マトリクス状に配 れた第1透明電極と第2透明電極とを備え、 れら透明電極間の静電容量の変化を検出す ことによって、ユーザに触られた表示画面 の位置を検出し、その位置に応じた位置信 を出力する。

 第2キャビネット2は、スライド機構部4に って、第1キャビネット1に対し図1のX軸方向 にスライド可能に連結されている。図1(c)に すように、スライド機構部4は、ガイド板41 ガイド溝42によって構成されている。ガイド 板41は、第2キャビネット2の背面の左右両端 に設けられており、その下端に突条41aを有 る。ガイド溝42は、第1キャビネット1の側面 、スライド方向(図1のX軸方向)に沿って形成 されている。ガイド板41の突条41aは、ガイド 42に係合されている。なお、第1キャビネッ 1と第2キャビネット2とが連結された状態に いて、第1キャビネット1の上面と第2キャビ ット2の背面の間には僅かに隙間が形成され ている。

 携帯電話機を閉じた状態では、図1(b)に一 点鎖線で示すように、第2キャビネット2が第1 キャビネット1の上に略完全に重なっている この状態(閉じた状態)では、第2キャビネッ 2の背後に操作キー群3aの全てのキーが隠れ 状態となる。第2キャビネット2は、ガイド板 41がガイド溝42の終端位置に達するまでスラ ドする(開いた状態とする)ことができる。第 2キャビネット2が完全に開くと、図1(a)に示す ように、操作キー群3aの全てのキーが外部に 出する。

 図2は、キー入力部の構成を示す図である 。図2(a)は、第1キャビネットを分解した状態( 上蓋側のキャビネットを省略)の正面図、図2( b)は、キーパッドの背面図である。

 キー入力部3は、上記操作キー群3a(メイン キー31、方向キー32、決定キー33、テンキー34) の他、キーパッド35と、第1タッチセンサ36と 第2タッチセンサ37と、回路基板38を備えて る。

 操作キー群3aは、キーパット35の上面に接 着等により固定されている。キーパッド35は ム等の弾性材料からなり、その背面には、 2(b)に示すように、メインキー31に対応する4 個の押圧部35aと、方向キー32に対応する4個の 押圧部35bと、決定キー33に対応する1個の押圧 部35cと、テンキー34に対応する12個の押圧部35 dが後方(回路基板38側)に突出するように形成 れている。

 第1タッチセンサ36は、シート状に形成さ 、テンキー34の配置領域に対応する大きさ 有する。第1タッチセンサ36には、キーパッ 35背面の押圧部35dが挿入される12個のキー孔3 6aが形成されている。

 第1タッチセンサ36は、マトリクス状に配 れた第1電極と第2電極とを備え、これら電 間の静電容量の変化を検出することによっ 、ユーザによって触れられた検出領域内の 置を検出し、その位置に応じた位置信号を 力する。

 第2タッチセンサ37は、図2のX軸方向に細 いシート状に形成されている。第2タッチセ サ37のX軸方向の長さは、第2キャビネット2 スライドストロークに対応したものとされ いる。

 第2タッチセンサ37は、第1タッチセンサ36 同様の構造を有し、第2キャビネット2の突 (後述する)によって触れられた検出領域内の 位置を検出し、その位置に応じた位置信号を 出力する。第2タッチセンサ37には、上端、下 端の位置に、それぞれ開放領域OPと閉塞領域C Lが設定されている。

 回路基板38には、その上面に、押圧部35a 35b、35c、35dに対応して、それぞれ、メタル ーム(金属接点)38a、38b、38c、38dが配されてい る。

 図3は、キー入力部がアセンブルされた状 態を示す図である。図3(a)は、第2キャビネッ が閉じられた状態において、図1(a)のP方向 ら見た携帯電話機の側面図である。この図 おいては、第1キャビネットのみがテンキー 位置で切断され、その内部構造が示されて る。図3(b)は、同じく、図1(a)のQ方向から見 携帯電話機のテンキー側の端部の側面図で る。この図においては、第1キャビネットの みが第2タッチセンサの位置で切断され、そ 内部構造が示されている。

 第1タッチセンサ36は、メタルドーム38dが ー孔36aから臨むように、回路基板38上に配 れ、第2タッチセンサ37は、回路基板38の一端 部に沿うように回路基板38上に配される。そ て、これら第1タッチセンサ36および第2タッ チセンサ37を覆うようにして、操作キー群3a 一体化されたキーパッド35が配される。この とき、押圧部35dは、キー孔36a内に挿入される 。

 ユーザによってテンキー34が押されると キーパッド35の押された部分が弾性変形して 押圧部35dが下方に動き、押圧部35dによってメ タルドーム38dが押される。これにより、テン キー34が押されたことが検出される。メイン ー31、方向キー32、決定キー33についても同 である。

 また、第1キャビネット1の上面において 第1タッチセンサ36による検出領域(テンキー3 4を含む)が、ユーザの指などで触られると、 述のように、静電容量の変化に基づいてそ 位置が検出される。

 第2キャビネット2の背面下部には、第1キ ビネット1に向けて突出し、第1キャビネッ 1の上面に接触する突起23が形成されている 突起23は、Z軸方向において、第2タッチセン 37の真上の位置になるように形成されてい 。

 図4は、第2キャビネットが開閉したとき 突起と第2タッチセンサとの位置関係につい 説明するための図である。説明の便宜上、 2タッチセンサ37が透視された図としている

 第2キャビネット2が完全に閉じた状態に るときには、図4(a)に示すように、突起23は 第2タッチセンサ37の閉塞領域CL上に位置する 。このときには、第2タッチセンサ37によって 、突起23が閉塞領域CLにあることが検出され 。この状態から、第2キャビネット2がスライ ド操作されると、突起23は、第1キャビネット 1の上面に接触しながら、第2タッチセンサ37 よる検出領域内を移動する。そして、第2キ ビネット2が最後までスライドされ、完全に 開いた状態になると、図4(b)に示すように、 起23は、第2タッチセンサ37の開放領域OP上に 置する。このときは、第2タッチセンサ37に って、突起23が開放領域OPにあることが検出 される。

 このようにして、突起23が閉塞領域CLにあ るか開放領域OPにあるかを第2タッチセンサ37 よって検出することで、第2キャビネット2 開閉を検出することができる。

 図5は、携帯電話機の全体構成を示すブロ ック図である。本実施の形態の携帯電話機は 、上述した各構成要素の他、CPU100、カメラモ ジュール101、映像エンコーダ102、マイク103、 音声エンコーダ104、キー入力回路105、通信モ ジュール106、メモリ107、バックライト駆動回 路108、映像デコーダ109、音声デコーダ110、ス ピーカ111を備えている。

 カメラモジュール101は、CCD等の撮像素子 有し、取り込んだ画像に応じた撮像信号を 成し、映像エンコーダ102へ出力する。映像 ンコーダ102は、カメラモジュール101からの 像信号を、CPU100が処理できるディジタルの 像信号に変換してCPU100へ出力する。

 マイク103は、音声信号を電気信号に変換 て音声エンコーダ104へ出力する。音声エン ーダ104は、マイク103からの音声信号を、CPU1 00が処理できるディジタルの音声信号に変換 てCPU100へ出力する。

 キー入力回路105は、上記メタルドーム38a~ 38dを含み、操作キー群3aの各キーが押される 、各キーに応じた入力信号をCPU100へ出力す 。

 通信モジュール106は、CPU100からの音声信 や画像信号、テキスト信号などを無線信号 変換し、アンテナ106aを介して基地局へ送信 する。また、アンテナ106aを介して受信した 線信号を音声信号や画像信号、テキスト信 などに変換してCPU100へ出力する。

 メモリ107は、ROMおよびRAMを含む。メモリ1 07には、CPU100に制御機能を付与するための制 プログラムが記憶されている。また、メモ 107には、カメラモジュール101で撮影した画 データや通信モジュール106を介して外部か 取り込んだ画像データ、テキストデータ(メ ールデータ)などが所定のファイル形式で保 される。

 液晶表示器21は、液晶パネル21aと、液晶 ネル21aに光を供給するバックライト21bとを えている。バックライト駆動回路108は、CPU10 0からの制御信号に応じた電圧信号をバック イト21bに供給する。映像デコーダ109は、CPU10 0からの映像信号を液晶パネル21aで表示でき アナログの映像信号に変換し、液晶パネル21 aに出力する。

 音声デコーダ110は、CPU100からの音声信号 スピーカ111で出力できるアナログの音声信 に変換し、スピーカ111に出力する。スピー 111は、音声デコーダ110からの音声信号を音 として再生する。

 CPU100は、カメラモジュール101、マイク103 キー入力回路105など各部からの入力信号に づいて、通信モジュール106、映像デコーダ1 09、音声デコーダ110などの各部に制御信号を 力することにより、通話処理や各種の機能 ードの処理を行う。

 さて、本実施の形態の携帯電話機は、機 への入力操作を行うための入力モードとし 、操作キー群3aのみによって入力操作を行 ことができるキー入力モードの他に、ユー が、第1タッチセンサ36の検出領域で手書き 力操作を行うことができる手書き入力モー を備えている。

 そして、この携帯電話機では、手書き入 モードが設定されている場合において、第2 キャビネット2が開閉された際に、第1タッチ ンサ36による誤入力が生じないよう、第2キ ビネット2の開閉に基づく入力設定処理が行 われる。この入力設定処理は、携帯電話機が 稼働している間、常時繰り返される。以下、 この入力設定処理について、図6のフローチ ートに従って説明する。

 処理が開始されると、CPU100は、第2タッチ センサ37による入力が有効となる状態(ON状態) にし(S101)、突起23が移動したか否かを判定す (S102)。突起23の位置が変化すれば、突起23が 移動したと判定することができる。

 CPU100は、突起23が移動したと判定すると(S 102:YES)、突起23が開放領域OPに位置しているか 否かを判定する(S103)。

 上記図4(b)に示すように、第2キャビネッ 2が完全に開放された場合には、突起23は開 領域OPに位置するので、CPU100は、突起23が開 領域OPに位置していると判定し(S103:YES)、第1 タッチセンサ36による入力を有効状態(ON状態) に設定する(S104)。第1タッチセンサ36による入 力が有効状態に設定された場合には、第1タ チセンサ36からの位置信号がCPU100によって受 け付けられる状態となる。

 図7は、第2キャビネットが完全に開放さ た状態で行われる手書き入力操作の一例を す図である。

 図7(a)に示すように、ユーザが、第1タッ センサ36の検出領域内において、第1キャビ ット2の上面に触れながら指で文字を描くと その軌跡に基づいて文字が認識され、表示 面上に設定されたボックス内に認識された 字が大きく表示される。そして、その後、 ックス内での文字表示が消え、図7(b)に示す ように、表示画面上の所定の文章入力位置に 認識された文字が表示される。

 図6に戻り、第2キャビネット2が完全に開 されていない場合には、突起23は開放領域OP を外れたところに位置する。これにより、ス テップS103において、CPU100は、突起23が開放領 域OPに位置していないと判定すると(S103:NO)、 1タッチセンサ36による入力を無効状態(OFF状 態)に設定する(S105)。なお、もともと第1タッ センサ36による入力が無効状態であれば、 の状態が維持されることになる。第1タッチ ンサ36による入力が無効状態に設定された 合には、第1タッチセンサ36からの位置信号 CPU100によって受け付けられない状態となる

 このように、第2キャビネット2がスライ 操作されて、第2キャビネット2が第1タッチ ンサ36の検出領域上にある状態では、第1タ チセンサ36による入力が有効となることがな い。このため、製造誤差等によって第2キャ ネット2の背面が歪むなどし、スライド時に 面の一部が第1キャビネット1の上面に接触 るようなことが生じても、第1タッチセンサ3 6による誤入力が防止される。

 以上、本実施の形態によれば、第1タッチ センサ36を用いた手書き入力が行えるので、 ーザによる操作性が向上する。また、第2キ ャビネット2のスライド動作時における第1タ チセンサ36への誤入力が防止されるので、 1タッチセンサ36を用いた入力操作の信頼性 高めることができる。

 また、本実施の形態によれば、第2キャビ ネット2の開閉を検出するための構成として 第2キャビネット2側には突起23を形成するだ でよく、磁石とMRセンサを用いる従来の構 に比べ、部品点数の削減とコストの低減を ることができる。さらに、第2キャビネット2 内に、磁石やMRセンサ等の構成部品を配する ペースが不要となるため、第2キャビネット 2の薄型化が可能となる。

 以上、本発明の実施形態について説明し が、本発明は本実施の形態に限定されるも ではなく、また、本実施の形態は、以下の うに変更することもできる。

 <変更例1>
 図8は、変更例1に係る第2キャビネットの開 に基づく入力設定処理を示すフローチャー である。

 変更例1では、突起23が開放領域OPの位置 ら外れた場合に、第1タッチセンサ36による 書き入力操作に代えて、テンキー34による入 力操作が可能となる点が上記実施の形態と相 違する。以下、図8に従って具体的な動作を 明する。なお、この入力設定処理も、上記 施の形態と同様、携帯電話機が稼働してい 間、常時繰り返される。

 処理が開始されると、CPU100は、第2タッチ センサ37による入力を有効状態にし(S201)、突 23が移動したか否かを判定する(S202)。CPU100 、突起23が移動したと判定すると(S202:YES)、 起23が開放領域OPに位置しているか否かを判 する(S203)。

 第2キャビネット2が完全に開放されるこ により、突起23が開放領域OPに位置していれ 、CPU100は、突起23が開放領域OPに位置してい る判定し(S203:YES)、第1タッチセンサ36による 力を有効状態に設定するとともに、テンキ 34による入力を無効状態(OFF状態)に設定する( S204)。こうして、第1タッチセンサ36を用いた 書き入力が行える状態となる。

 なお、テンキー34による入力が無効状態 設定された場合には、テンキー34からの入力 信号がCPU100によって受け付けられない状態と なる。

 一方、ステップS203において、CPU100は、突 起23が開放領域OPに位置していないと判定す と(S203:NO)、次に、突起23が閉塞領域CLに位置 ているか否かを判定する(S205)。CPU100は、突 23が閉塞位置CLに位置していないと判定する と(S205:NO)、第1タッチセンサ36による入力を無 効状態に設定するとともに、テンキー34によ 入力を有効状態(ON状態)に設定する(S206)。テ ンキー34による入力が有効状態に設定された 合には、テンキー34からの入力信号がCPU100 よって受け付けられる状態となる。

 こうして、第1タッチセンサ36による手書 入力に代わって、テンキー34による入力が える状態となる。

 ユーザが、たとえば、第2キャビネット2 完全に開いた状態で手書き入力をしていた 、途中でテンキー34による入力に変えたくな ったとき、第2キャビネット2を、テンキー34 上にかからない程度まで閉じれば、テンキ 34による入力に切り替わるため、その後、テ ンキー34を用いて入力することが可能となる

 第2キャビネット2が完全に閉じられるこ により、S205において、CPU100は、突起23が閉 位置CLにあると判定すると、第1タッチセン 36による入力を無効状態に設定するとともに テンキー14による入力を無効状態に設定する( S207)。

 以上のように、変更例1の構成とすれば、 ユーザは、必要に応じて、容易に入力方法を 切り替えることができ、ユーザの使い勝手が 向上する。

 なお、上記変更例1の構成では、第2キャ ネット2が完全に閉じてテンキー34が全て第2 ャビネット2で覆われない限り、テンキー34 入力ができるよう構成されているが、第2キ ャビネット2がテンキー34の一部を覆うような 位置になったことを第2タッチセンサ37により 検出すると、テンキー34による入力を無効状 に設定し、テンキー34が受け付けられなく るような構成とすることもできる。この場 、テンキー34の一部が覆われるまで第2キャ ネット2を閉じすぎてしまうと、キー入力が きなくなるので、テンキー34が全て外部に 放された適正な状態での使用を、ユーザに すことができる。

 <変更例2>
 図9は、変更例2に係る携帯電話機の使用形 を説明する図である。図9(a)、(b)、(c)は、そ ぞれ、第2キャビネット2をノーマルモード テレビモード、ラジオモードの位置まで閉 た状態を示し、図9(d)は、第2キャビネット2 完全に閉じた状態を示す。

 変更例2では、第2キャビネット2が閉じら る度合い、即ち、操作キー群3aの各キーの 部への開放状況に応じて各キーの機能設定 なされる点、および、第2キャビネット2が完 全に閉じられた状態でも、第2キャビネット2 表示画面上で入力操作が行えるようにした が上記実施の形態、および変更例1と相違す る。

 図9に示すように、第2タッチセンサ37には 、開放領域OP、閉塞領域CLに加えて、ラジオ ード判別領域M1、テレビモード判別領域M2、 ーマルモード判別領域M3が設定されている これにより、突起23が各判別領域M1~M3に位置 ていることが、第2タッチセンサ37からの出 によって検出される。

 なお、この変更例2の携帯電話機には、図 5に示す上記実施の形態の構成に加え、ラジ 放送を受信して所定の信号処理を行うラジ モジュールとテレビ放送を受信して所定の 号処理を行うテレビモジュールが備えられ いる。

 図10は、変更例2に係る第2キャビネットの 開閉に基づく入力設定処理を示すフローチャ ートである。以下、図10に従って具体的な動 を説明する。なお、この入力設定処理も、 記実施の形態と同様、携帯電話機が稼働し いる間、常時繰り返される。

 処理が開始されると、CPU100は、第2タッチ センサ37による入力を有効状態にし(S301)、突 23が移動したか否かを判定する(S302)。CPU100 、突起23が移動したと判定すると(S302:YES)、 起23が開放領域OPに位置しているか否かを判 する(S303)。

 第2キャビネット2が完全に開放されるこ により、突起23が開放領域OPに位置していれ 、CPU100は、突起23が開放領域OPに位置してい る判定し(S303:YES)、第1タッチセンサ36による 力を有効状態に設定するとともに、テンキ 34による入力を無効状態に設定する(S304)。こ うして、第1タッチセンサ36を用いた手書き入 力が行える状態となる。

 一方、ステップS303において、CPU100は、突 起23が開放領域OPに位置していないと判定す と(S303:NO)、次に、突起23が閉塞領域CLに位置 ているか否かを判定する(S305)。CPU100は、突 23が閉塞位置CLに位置していないと判定する と(S305:NO)、第1タッチセンサ36による入力を無 効状態に設定する(S306)。

 次に、CPU100は、第2タッチセンサ37からの 力に基づいて、突起23が各判別領域M1~M3のど こに位置しているかを判定する(S307)。

 CPU100は、突起23がラジオモード判別領域M1 に位置していると判定すると(S307:M1)、ラジオ モードであると判別して(S308)、ラジオモード 用のキー設定を行う(S309)。即ち、図9(c)に示 ように、ラジオモードで使用できる下2列の6 個のテンキー34の各々に、たとえば、「バン 切替え」、「チューニング」、「音量調整 等のラジオモードに必要な機能設定を行う 上記6個のテンキー34以外のキーは、ラジオ ードでは第2キャビネット2に覆われて使用 れないので、無効状態(OFF状態)に設定する。 そして、CPU100は、機能設定したキーによる入 力を有効状態(ON状態)に設定する(S314)。こう て、ユーザは、外部に開放された6個のテン ー34を用いてラジオモードの入力操作を行 ことにより、ラジオ放送を聴くことができ 。

 一方、CPU100は、ステップS307において、突 起23がテレビモード判別領域M2に位置してい と判定すると(S307:M2)、テレビモードである 判別して(S310)、テレビモード用のキー設定 行う(S311)。即ち、図9(b)に示すように、テレ モードで使用できる全てのテンキー34の各 に、たとえば、「チャンネル切替え」、「 声切替え」、「音量調整」等のテレビモー に必要な機能設定を行う。テンキー34以外の キーは、テレビモードでは第2キャビネット2 覆われて使用されないので、無効状態(OFF状 態)に設定する。そして、CPU100は、機能設定 たキーによる入力を有効状態に設定する(S314 )。こうして、ユーザは、外部に開放された てのテンキー34を用いてテレビモードの入力 操作を行うことにより、テレビ放送を観るこ とができる。

 さらに、CPU100は、ステップS307において、 突起23がノーマルモード判別領域M3に位置し いると判定すると(S307:M3)、ノーマルモード あると判別して(S312)、ノーマルモード用の ー設定を行う(S313)。即ち、図9(a)に示すよう 、操作キー群3aの全てのキーに、それらキ 本来の機能設定(携帯電話機として使用され 場合の機能設定)を行う。そして、CPU100は、 操作キー群3aの全てキーによる入力を有効状 に設定する(S314)。こうして、ユーザは、上 変更例1と同様、手書き入力操作に代えて、 テンキー34による入力操作が行えるようにな 。

 さて、第2キャビネット2が完全に閉じら ると、CPU100は、S305において、突起23が閉塞 置CLにあると判定する。すると、CPU100は、第 1タッチセンサ36による入力を無効状態に設定 するとともにテンキー34による入力を無効状 に設定する(S315)。さらに、CPU100は、第3タッ チセンサ22上の複数の領域にソフトキー24を り当て、それぞれのソフトキー24に所定の機 能を設定する(S316)。そして、第3タッチセン 22による入力を有効状態に設定する。(S317)。 第3タッチセンサ22による入力が有効状態に設 定された場合には、第3タッチセンサ22からの 位置信号がCPU100によって受け付けられる状態 となる。こうして、ユーザは、第3タッチセ サ22のソフトキー24によって入力操作を行う とができるようになる。

 以上のように、変更例2の構成とすれば、 第2キャビネット2の位置に応じて操作キー群3 aの各キーの機能が設定されるので、第2キャ ネット2によって操作キー群3aの一部のキー 隠された状態にあるときでも、外部に開放 れた一部のキーを有効に利用し、そのキー 個数に応じて設定された機能モード(ラジオ モード、テレビモードなど)の入力操作を行 ことができる。

 さらに、変更例2の構成によれば、第2キ ビネット2が完全に閉じて、第1タッチセンサ 36や操作キー群3aによる入力操作が行えなく っても、第3タッチセンサ22を用いて入力操 が行えるので、ユーザの使い勝手が一層良 なる。

 <その他>
 本発明の実施形態は、上記以外に種々の変 が可能である。たとえば、上記実施の形態 は、第1タッチセンサ36と第2タッチセンサ37 個々に設けられているが、これに限らず、 1タッチセンサ36と第2タッチセンサ37が一体 されても良い。この場合、たとえば、1つの センサ面に第1タッチセンサ36に相当する検出 領域と第2タッチセンサ37に相当する検出領域 が設定されるような構成とすることができる 。

 また、上記実施の形態では、第1タッチセ ンサ36、第2タッチセンサ37、第3タッチセンサ 22が、全て静電式のタッチセンサとされてい が、これらの一部あるいは全てを他の方式 タッチセンサ、たとえば、感圧式のタッチ ンサとしても良い。

 さらに、上記実施の形態では、第2キャビ ネット2の上面に触れられることで、第1タッ センサ36および第2タッチセンサ37からの入 が受け付けられる構成とされているが、第1 ッチセンサ36および第2タッチセンサ37の感 によっては、第2キャビネット2の上面からユ ーザの指や突起23等がやや離れた状態でも入 が受け付けられる場合がある。なお、請求 範囲に記載された第1のタッチセンサおよび 第2のタッチセンサは、このように、第2キャ ネット2の上面(検出領域)から指等がやや離 た状態でも入力を受け付けるような構成を く含むものである。

 同様に、第3タッチセンサ22についても、 度によっては、表示画面からユーザの指等 やや離れた状態でも入力が受け付けられる 合がある。

 さらに、本発明の携帯端末装置は、携帯 話機に限られず、PDA(Personal Digital Assistant) であっても良い。

 さらに、上記実施の形態では、第1タッチ センサ36による入力を無効とする手法として 第1タッチセンサ36からの位置信号をCPU100が け付けなくする手法をとっているが、これ 限らず、第1タッチセンサ36を停止状態とす ことによって第1タッチセンサ36から位置信 が出力されなくする手法をとることもでき 。

 即ち、請求の範囲において、「第1のタッ チセンサによる入力を無効とする」とは、第 1のタッチセンサからの検出信号を制御部が け付けないようにすることによって入力を 効とする手法と、第1のタッチセンサを停止 態とすることで、第1のタッチセンサから検 出信号が出力されないようにすることによっ て入力を無効にする手法とを含む概念である 。

 さらに、上記変更例1の構成では、突起23 開放領域OPにあるときに、第1タッチセンサ3 6による入力を有効状態に設定するとともに テンキー34による入力を無効状態に設定する ようにしている。しかし、これに限らず、突 起23が開放領域OPにあるときに、第1タッチセ サ36による入力を有効状態に設定するとと に、テンキー34による入力も有効状態に設定 するようにしても良い。なお、この場合も、 突起23が開放領域OPから外れれば、第1タッチ ンサ36による入力は無効状態に設定され、 ンキー34による入力のみ有効状態のままとさ れる。

 この他、本発明の実施の形態は、請求の 囲に示された技術的思想の範囲内において 適宜、種々の変更が可能である。