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Patent Searching and Data


Title:
PROGRAM SELECTION SUPPORTING DEVICE AND PROGRAM SELECTION SUPPORTING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/107725
Kind Code:
A1
Abstract:
A preference judging part (20a) extracts the highest preference with respect to broadcast programs and judges whether a broadcast program to display on a display part when power is supplied is of the highest preference. A recording judging part (20c) identifies a broadcast program of the highest preference of a viewer and judges whether the broadcast program is being recorded, or has been recording-reserved or not by a recording and reproducing part. When it is judged that the broadcast program to display on the display part when power is supplied is not the broadcast program of the highest preference and neither recording nor recording reservation is performed, a display determination part (12a) determines to support program selection for viewing the broadcast program of the highest preference.

Inventors:
AZAMI TOMOHIRO
Application Number:
PCT/JP2009/053566
Publication Date:
September 03, 2009
Filing Date:
February 26, 2009
Export Citation:
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Assignee:
VICTOR COMPANY OF JAPAN (JP)
AZAMI TOMOHIRO
International Classes:
H04N5/00; H04N5/445; H04N5/76; H04N5/91
Foreign References:
JP2005252970A2005-09-15
JP2007129284A2007-05-24
JP2005160114A2005-06-16
JP2000013708A2000-01-14
Attorney, Agent or Firm:
MIYOSHI, Hidekazu et al. (JP)
Hidekazu Miyoshi (JP)
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Claims:
 所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力する放送番組受信部と、
 前記放送番組に関する番組情報を受信して出力する番組情報受信部と、
 前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶する番組情報記憶部と、
 現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶する番組嗜好情報記憶部と、
 前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づいて、予め定めた時点で放送される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部より出力されて前記予め定めた時点で表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組であるか否かを判定する嗜好度判定部と、
 視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定する録画判定部と、
 前記嗜好度判定部が、前記予め定めた時点で前記表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組ではないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約していないと判定したとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援を行うことを決定する決定部と
 を備えることを特徴とする番組選択支援装置。
 前記予め定めた時点は前記番組選択支援装置の電源を投入した時点であり、
 前記決定部は、前記番組選択支援装置の電源投入後に、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を前記表示部に表示させるよう前記放送番組受信部が受信するチャンネルを切替えるか、または前記最高番組嗜好度を有する放送番組が放送中であることを示すオンスクリーン情報を前記表示部に表示させる
 ことを特徴とする請求項1記載の番組選択支援装置。
 前記予め定めた時点は前記表示部が表示している一の放送番組の終了時点であり、
 前記決定部は、前記表示部に表示させている一の放送番組の終了後に、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を前記表示部に表示させるよう前記放送番組受信部が受信するチャンネルを切替えるか、または前記最高番組嗜好度を有する放送番組が放送中であることを示すオンスクリーン情報を前記表示部に表示させる
 ことを特徴とする請求項1記載の番組選択支援装置。
 前記予め定めた時点は前記録画再生部によって再生している一の録画放送番組の再生終了時点であり、
 前記決定部は、前記録画再生部によって再生している一の録画放送番組の再生終了後に、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を前記表示部に表示させるか、または前記最高番組嗜好度を有する放送番組が放送中であることを示すオンスクリーン情報を前記表示部に表示させる
 ことを特徴とする請求項1記載の番組選択支援装置。
 所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力する放送番組受信部と、
 前記放送番組に関する番組情報を受信して出力する番組情報受信部と、
 前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶する番組情報記憶部と、
 現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶する番組嗜好情報記憶部と、
 前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づいて、現在時刻から所定の時間内に放送が開始される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信しているか否かを判定する嗜好度抽出・判定部と、
 視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定する録画判定部と、
 前記嗜好度抽出・判定部が、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信していないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画予約していないと判定したとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援を行うことを決定する決定部と
 を備えることを特徴とする番組選択支援装置。
 前記決定部は、前記最高番組嗜好度を有する放送番組の放送が開始されることを示すオンスクリーン情報を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項5記載の番組選択支援装置。
 番組嗜好度が所定の閾値以上であるか否かを判定する閾値判定部を備え、
 前記決定部は、前記閾値以上の番組嗜好度を有する放送番組に対する番組選択支援を行うことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の番組選択支援装置。
 前記オンスクリーン情報は、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を前記表示部に表示させるための表示ボタンと、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画再生部によって録画させるための録画ボタンとを含み、
 前記表示ボタンが選択された場合には前記最高番組嗜好度を有する放送番組を前記表示部に表示させ、前記録画ボタンが選択された場合には前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画再生部によって録画させるよう制御する表示・録画制御部を備えることを特徴とする請求項2ないし4、または6のいずれか1項に記載の番組選択支援装置。
 番組嗜好度が所定の閾値以上である放送番組を抽出して録画再生部によって自動的に録画させる自動録画制御部を備え、
 前記表示・録画制御部が、前記表示ボタンが選択され、前記最高番組嗜好度を有する放送番組が前記録画制御部によって自動的に録画されている放送番組であることを検出したとき、前記自動録画制御部によって録画されている前記最高番組嗜好度を有する放送番組を再生させるよう制御することを特徴とする請求項8記載の番組選択支援装置。
 放送番組受信部において、所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力し、
 番組放送受信部において、前記放送番組に関する番組情報を受信して出力し、
 番組情報記憶部において、前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶し、
 番組嗜好情報記憶部において、現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶し、
 嗜好度判定部において、前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づいて、予め定めた時点で放送される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部より出力されて前記予め定めた時点で表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組であるか否かを判定し、
 録画判定部において、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定し、
 決定部において、前記嗜好度判定部が、前記予め定めた時点で前記表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組ではないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約していないと判定したとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援を行うことを決定する
 ことを特徴とする番組選択支援方法。
 放送番組受信部において、所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力し、
 番組情報受信部において、前記放送番組に関する番組情報を受信して出力し、
 番組情報記憶部において、前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶し、
 番組嗜好情報記憶部において、現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶し、
 嗜好度抽出・判定部において、前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づいて、現在時刻から所定の時間内に放送が開始される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信しているか否かを判定し、
 録画判定部において、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定し、
 決定部において、前記嗜好度抽出・判定部が、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信していないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画予約していないと判定したとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援を行う
 ことを特徴とする番組選択支援方法。
Description:
番組選択支援装置及び番組選択 援方法

 本発明は、放送番組受信装置の視聴者(利 用者)が放送番組を選択する際に、視聴者の 好に合った放送番組を選択することを支援 る番組選択支援装置及び番組選択支援方法 関する。

 近年、衛星放送の開始や、テレビジョン 送のデジタル化に伴い、視聴者は多種多様 放送番組から所望の放送番組を選択して視 できるようになった。しかしながら、その 面、放送番組の数が膨大であるので、視聴 はどのような放送番組が放送されているの を網羅的に把握することが困難となり、自 の嗜好に合う放送番組を選択することが困 となっていた。また、視聴者が自分の嗜好 合った放送番組が放送されていることに気 かず見逃してしまう可能性が高くなってい 。

 そこで、放送局側では、膨大な放送番組 中から視聴者の嗜好に合った放送番組の選 補助を目的として、放送番組の「タイトル 、「放送開始日時」、「チャンネル」、「 ャンル」、「内容説明」、「出演者リスト 等の項目を含む番組情報を映像音声信号に 重化して送信する技術を実用化し運用して る。

 そして、この番組情報を利用して、例え 電子番組表等を構成し画面上に提示するこ で、視聴者による放送番組の選択の補助を うテレビジョン受信機も普及してきている

 また、近年、ハードディスク等の記憶装 を内蔵し、長時間の放送番組を録画するこ が可能な録画機や、録画機能を有するテレ ジョン受信機(以下、テレビジョン録画機と いう)が普及してきている。このようなテレ ジョン録画機には、映像音声信号と共に番 情報を記録し、この記録した映像音声信号 再生する場合に番組情報を画面上に表示す ものもある。

 さらに、視聴者による放送番組の視聴履 と番組情報とから視聴者の嗜好を推定した 、視聴者が嗜好に関する情報を入力するこ によって、放送予定の放送番組について、 聴者の特性に適合する度合いを示す嗜好度 算出し、視聴者の嗜好に適合する放送番組 決定し、決定した放送番組の番組情報を表 したり、決定した放送番組の映像音声信号 記録したりするテレビジョン録画機もある

 例えば、特許文献1には、視聴者が自分の嗜 好情報を映像視聴装置またはサーバに事前に 登録し、番組提供者側は各番組に属性情報を 登録し、視聴者の嗜好情報に基づいて、視聴 者に対する各番組の嗜好度を自動的に計算し 、現在の時間の中で、視聴者の嗜好度が最も 高い番組を決定し、決定された番組に自動的 にチャンネルを変更したり、嗜好度が高い番 組が放送開始したときに、その旨を表示した りする番組映像自動選択装置が記載されてい る。

特開2003-289481号公報

 しかしながら、特許文献1に記載の番組映 像自動選択装置では、視聴者が、ハードディ スク等の記憶装置に放送番組を録画または録 画予約している場合にも、嗜好度を計算し、 自動的にチャンネルを変更したり、嗜好度が 高い番組が放送開始したときに、その旨を表 示したりするので、視聴者は不快に感じてし まう場合があった。

 本発明は、上記課題に鑑みてなされたも であり、放送番組の選択支援を行うに際し 放送番組を録画または録画予約しているか かに応じて最適な選択支援を行うことがで る番組選択支援装置及び番組選択支援方法 提供することを目的とする。

 上記目的を達成するため、本発明の第一 側面によれば、所定のチャンネルの放送信 を受信して、放送番組の映像音声信号を出 する放送番組受信部と、前記放送番組に関 る番組情報を受信して出力する番組情報受 部と、前記番組情報受信部より出力された 組情報を記憶する番組情報記憶部と、現在 送中及び将来放送される放送番組に対する 聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記 する番組嗜好情報記憶部と、前記番組情報 憶部に記憶された前記番組情報と前記番組 好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情 とに基づいて、予め定めた時点で放送され 複数の放送番組に対する番組嗜好度の中か 最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し 前記放送番組受信部より出力されて前記予 定めた時点で表示部に表示させる放送番組 前記最高番組嗜好度を有する放送番組であ か否かを判定する嗜好度判定部と、視聴者 前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特 して、録画再生部によって前記最高番組嗜 度を有する放送番組を録画または録画予約 ているか否かを判定する録画判定部と、前 嗜好度判定部が、前記予め定めた時点で前 表示部に表示させる放送番組が前記最高番 嗜好度を有する放送番組ではないと判定し かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最 番組嗜好度を有する放送番組を特定して前 録画再生部によって前記最高番組嗜好度を する放送番組を録画または録画予約してい いと判定したとき、視聴者が前記最高番組 好度を有する放送番組を視聴するための番 選択支援を行うことを決定する決定部とを えることを特徴とする番組選択支援装置が 供される。

 また、本発明の第二の側面によれば、所 のチャンネルの放送信号を受信して、放送 組の映像音声信号を出力する放送番組受信 と、前記放送番組に関する番組情報を受信 て出力する番組情報受信部と、前記番組情 受信部より出力された番組情報を記憶する 組情報記憶部と、現在放送中及び将来放送 れる放送番組に対する視聴者の番組嗜好度 含む番組嗜好情報を記憶する番組嗜好情報 憶部と、前記番組情報記憶部に記憶された 記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記 された前記番組嗜好情報とに基づいて、現 時刻から所定の時間内に放送が開始される 数の放送番組に対する番組嗜好度の中から も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、 記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度 有する放送番組を放送するチャンネルを受 しているか否かを判定する嗜好度抽出・判 部と、視聴者が前記最高番組嗜好度を有す 放送番組を特定して、録画再生部によって 記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画 たは録画予約しているか否かを判定する録 判定部と、前記嗜好度抽出・判定部が、前 放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を する放送番組を放送するチャンネルを受信 ていないと判定し、かつ、前記録画判定部 、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放 番組を特定して前記録画再生部によって前 最高番組嗜好度を有する放送番組を録画予 していないと判定したとき、視聴者が前記 高番組嗜好度を有する放送番組を視聴する めの番組選択支援を行うことを決定する決 部とを備えることを特徴とする番組選択支 装置が提供される。

 さらに、本発明の第三の側面によれば、 組放送受信部において、所定のチャンネル 放送信号を受信して、放送番組の映像音声 号を出力し、番組放送受信部において、前 放送番組に関する番組情報を受信して出力 、番組情報記憶部において、前記番組情報 信部より出力された番組情報を記憶し、番 嗜好情報記憶部において、現在放送中及び 来放送される放送番組に対する視聴者の番 嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶し、嗜好 判定部において、前記番組情報記憶部に記 された前記番組情報と前記番組嗜好情報記 部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づ て、予め定めた時点で放送される複数の放 番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好 の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送 組受信部より出力されて前記予め定めた時 で表示部に表示させる放送番組が前記最高 組嗜好度を有する放送番組であるか否かを 定し、録画判定部において、視聴者が前記 高番組嗜好度を有する放送番組を特定して 録画再生部によって前記最高番組嗜好度を する放送番組を録画または録画予約してい か否かを判定し、決定部において、前記嗜 度判定部が、前記予め定めた時点で前記表 部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜 度を有する放送番組ではないと判定し、か 、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番 嗜好度を有する放送番組を特定して前記録 再生部によって前記最高番組嗜好度を有す 放送番組を録画または録画予約していない 判定したとき、視聴者が前記最高番組嗜好 を有する放送番組を視聴するための番組選 支援を行うことを決定することを特徴とす 番組選択支援方法が提供される。

 さらに、本発明の第四の側面によれば、 送番組受信部において、所定のチャンネル 放送信号を受信して、放送番組の映像音声 号を出力し、番組情報受信部において、前 放送番組に関する番組情報を受信して出力 、番組情報記憶部において、前記番組情報 信部より出力された番組情報を記憶し、番 嗜好情報記憶部において、現在放送中及び 来放送される放送番組に対する視聴者の番 嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶し、嗜好 抽出・判定部において、前記番組情報記憶 に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好 報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報と 基づいて、現在時刻から所定の時間内に放 が開始される複数の放送番組に対する番組 好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜 度を抽出し、前記放送番組受信部が、前記 高番組嗜好度を有する放送番組を放送する ャンネルを受信しているか否かを判定し、 画判定部において、視聴者が前記最高番組 好度を有する放送番組を特定して、録画再 部によって前記最高番組嗜好度を有する放 番組を録画または録画予約しているか否か 判定し、決定部において、前記嗜好度抽出 判定部が、前記放送番組受信部が、前記最 番組嗜好度を有する放送番組を放送するチ ンネルを受信していないと判定し、かつ、 記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜 度を有する放送番組を特定して前記録画再 部によって前記最高番組嗜好度を有する放 番組を録画予約していないと判定したとき 視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送 組を視聴するための番組選択支援を行うこ を特徴とする番組選択支援方法が提供され 。

図1は、本発明の実施例1の番組選択支 装置を示す構成図である。 図2は、本発明の実施例1の番組選択支 装置を用いた番組選択支援システムの構成 である。 図3は、本発明の実施例1の番組選択支 装置とネットワークを介して接続されたテ ビジョン録画機の構成図である。 図4は、本発明の各実施例の番組選択支 援装置における嗜好分析処理を示すフローチ ャートである。 図5は、本発明の実施例1の番組選択支 装置における電源オン時の番組選択支援処 を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施例1,2の番組選択支 援装置による番組選択支援の例を示す画面表 示例を示す図である。 図7は、本発明の実施例1の番組選択支 装置における出力処理を示すフローチャー である。 図8は、本発明の実施例2の番組選択支 装置を示す構成図である。 図9は、本発明の実施例2の番組選択支 装置における視聴終了時の番組選択支援処 を示すフローチャートである。 図10は、本発明の実施例2の番組選択支 援装置における出力処理を示すフローチャー トである。 図11は、本発明の実施例3の番組選択支 援装置を示す構成図である。 図12は、本発明の実施例3の番組選択支 援装置における放送開始前の番組選択支援処 理を示すフローチャートである。 図13は、本発明の実施例3の番組選択支 援装置による番組選択支援の例を示す画面表 示例を示す図である。 図14は、本発明の実施例3の番組選択支 援装置における出力処理を示すフローチャー トである。

 以下、本発明を実施するための最良の形 について図面を参照して説明する。

 [実施例1]
 本発明の実施例1は、最も嗜好度が高い放送 番組を表示部に表示させるか、または最も嗜 好度が高い放送番組が存在することを知らせ るオンスクリーン情報を表示部に表示させる 番組選択支援を行うに際し、録画再生部にお いて録画中である放送番組の番組情報を示す 録画情報に応じて番組選択支援を行うか否か を判断するように構成した番組選択支援装置 である。また、実施例1は、番組選択支援を うか否かを放送番組受信装置の電源が投入 れた場合に行うものである。ここで、録画 生部は、放送番組受信装置に内蔵されてい 放送番組の録画再生部であってもよく、例 ばネットワークを介して接続された録画再 部であってもよい。以下、実施例1の番組選 支援装置について説明する。

 <番組選択支援装置の構成>
 図1は本発明の実施例1である番組選択支援 置を示す構成図である。図1においては、録 再生部を内蔵すると共に、ネットワークを して外部の録画再生部に接続する機能を有 る放送番組受信装置が番組選択支援装置1を 構成している例を示している。番組選択支援 装置1は、第1の放送受信部10と、第2の放送受 部11と、機器制御部12と、映像音声信号記録 部13と、操作履歴情報記憶部14と、録画予約 報記憶部15と、番組情報記憶部16と、番組嗜 情報記憶部17と、嗜好分析部18と、番組推薦 部20と、表示部21と、入力部22と、ネットワー ク接続部23と、電源部28とを備える。表示部21 は番組選択支援装置1(放送番組受信装置)の外 部に設けられていて、番組選択支援装置1と 続されている状態であってもよい。

 第1の放送受信部10及び第2の放送受信部11 、チューナ及び復調分離手段を有し、地上 や放送衛星を介して放送局から送信される 送波のうち機器制御部12によって指示され チャンネルの放送波信号を受信し、放送波 号から映像音声信号と番組情報とを分離し 抽出し、機器制御部12へ供給する。第1の放 受信部10及び第2の放送受信部11は、インター ネット等のネットワークにより伝送される放 送波以外の放送信号を受信するものであって もよい。即ち、第1の放送受信部10及び第2の 送受信部11は、任意の伝送経路によって伝送 される放送信号を受信し、放送番組の映像音 声信号及び番組情報を抽出する。

 さらに、放送番組の映像音声信号を地上 や衛星等の放送波として受信し、放送番組 関する番組情報をネットワークから受信し もよい。即ち、所定のチャンネルの放送波 号を受信して、放送番組の映像音声信号を 力する放送番組受信部と、放送番組に関す 番組情報を受信する番組情報受信部とが別 の受信部となっていてもよい。図1に示す第 1の放送受信部10及び第2の放送受信部11は、放 送番組受信部と番組情報受信部とが一体の構 成である。

 ここで、番組情報とは、放送局側により 像音声信号に付加される情報であり、「タ トル」、「チャンネル」、「放送開始時刻 、「放送終了時刻」、「ジャンル」、「内 説明」、及び「出演者リスト」等の情報を むものである。なお、「放送開始時刻」、 放送終了時刻」には、年月日の情報が含ま ていてもよい。

 番組選択支援装置1に内蔵されている録画 再生部である映像音声信号記録部13は、例え ハードディスク等の記録装置により構成さ 、後述する機器制御部12から供給された制 信号に基づき、映像音声信号と、この映像 声信号を一意に識別する番組IDと、自動手動 識別子と、記録を開始した時刻である記録開 始日時とを関連づけて記録する。ここで、自 動手動識別子とは、後述する番組嗜好情報に 基づいて自動的に記録された映像音声信号で あるか、または視聴者操作に基づいて記録さ れた映像音声信号であるかを識別するもので ある。視聴者操作に基づく記録とは、視聴者 が手動で行うタイマ予約によって録画しよう とする番組を特定して行う録画や、入力部22 設けられている操作ボタン(録画ボタン)を 下して録画しようとする番組を特定して行 録画をいう。番組嗜好情報に基づいて記録 れた映像音声信号には、“自動”を示す識 子が付加され、視聴者操作に基づいて記録 れた映像音声信号には、“手動”を示す識 子が付加される。

 そして、映像音声信号記録部13は、新た 機器制御部12から供給された映像音声信号を 記録する容量が不足する場合には、自動手動 識別子が“自動”に設定されている映像音声 信号のうち、記録開始日時が古い映像音声信 号から順次消去し、新たな映像音声信号を記 録する。ここでは、番組嗜好情報に基づいて 自動的に番組を自動的に記録したり、視聴者 操作に基づいて番組を手動で記録したりする 録画再生部を番組選択支援装置1に内蔵され いる映像音声信号記録部13としたが、後述す るネットワーク3に接続されている外部の録 再生部に対して自動または手動記録するよ にしてもよい。

 また、番組IDとは、放送番組を一意に識 する識別子として生成されるものであり、 えば、番組情報に含まれる「チャンネル」 「放送開始時刻」との組み合わせ等を番組ID とする。

 操作履歴情報記憶部14は、例えばハード ィスク等の記憶装置により構成され、機器 御部12から供給された操作信号の履歴を操作 履歴情報として記憶する。

 録画予約情報記憶部15は、放送番組の録 を予約するための録画予約情報を記憶する

 なお、この録画予約情報には、嗜好分析 18により生成された録画予約情報であるか または視聴者操作に基づいて生成された録 予約情報であるかを識別する自動手動識別 を含む。ここで、自動手動識別子は、嗜好 析部18により生成された録画予約情報には“ 自動”が設定され、視聴者操作に基づいて生 成された録画予約情報には“手動”が設定さ れる。

 番組情報記憶部16は、例えばハードディ ク等の記憶装置により構成され、機器制御 12から供給された制御信号に従って、放送番 組を一意に識別する番組IDと、番組情報とを 連づけて記憶する。

 番組嗜好情報記憶部17は、例えばハード ィスク等の記憶装置により構成され、後述 る嗜好分析部18から供給される番組嗜好情報 を記憶する。ここで、番組嗜好情報は、番組 IDと、放送番組の視聴者による嗜好に適合す 度合いを示す番組嗜好度とを含む。

 嗜好分析部18は、例えば、1日に1回などの 予め定められた条件に従って動作し、放送番 組毎に視聴者の番組嗜好度を算出する。具体 的には、操作履歴情報記憶部14から操作履歴 報を読み出すと共に、番組情報記憶部16か 番組情報を読み出し、これら読み出した操 履歴情報及び番組情報に基づいて、番組毎 視聴者の番組嗜好度を算出する。そして、 出した番組嗜好度を番組IDと関連づけて番組 嗜好情報として番組嗜好情報記憶部17へ供給 る。

 表示部21は、有機EL(electroluminescence)ディス プレイや、液晶ディスプレイ等の画像出力装 置を備え、機器制御部12から供給された出力 号に基づいて、映像や番組情報等を表示す 。なお、図1では、音声を発生させるスピー カの図示を省略している。

 入力部22は各種の操作ボタンを備えてお 、視聴者によって操作ボタンが押下操作さ ることによって操作信号を生成し、生成し 操作信号を機器制御部12へ供給する。

 機器制御部12は、テレビジョン放送の受 、表示、記録、再生等のテレビジョン受信 置(放送番組受信装置)としての基本機能を制 御する。

 そして、機器制御部12は、入力部22から受 信した操作信号に基づいて電源部28を制御し 、主電源の投入または切断を行う。電源部2 8は各部に電力を供給する。また、機器制御 12は、入力部22から受信した操作信号に基づ て、第1の放送受信部10及び第2の放送受信部 11が受信するチャンネルを設定したり、映像 声信号記録部13に記録された映像音声信号 再生を開始したりする。

 また、機器制御部12は、チャンネル変更 による放送番組の視聴履歴や、映像音声信 記録部13に記録された映像音声信号の再生履 歴を操作履歴情報として収集する。具体的に は、入力部22から受信した操作信号に基づい 、視聴番組のチャンネル切替えを要求する 作信号、及び映像音声信号記録部13に記録 れた映像音声信号の再生を要求する操作信 から、操作履歴を生成し、視聴者が視聴し 放送番組の映像音声信号の番組IDと関連づけ て操作履歴情報として操作履歴情報記憶部14 供給する。

 また、機器制御部12は、その機能上、表 決定部12aと、表示・録画制御部12bとを備え 。

 表示決定部12aは、後述する番組推薦部20 録画判定部20cが、ネットワーク3に接続され 外部の録画再生部であるテレビジョン録画 2から受信した録画中である番組情報を示す 録画情報の中に、最も高い番組嗜好度に対応 する放送番組の番組情報が含まれないと判定 した場合に、所定の設定値に基づいて、最も 高い番組嗜好度に対応する放送番組を表示部 21に表示させるか、最も高い番組嗜好度に対 する放送番組が存在することを視聴者に知 せるためのオンスクリーン情報を表示部21 表示させるかを決定する。

 表示・録画制御部12bは、表示決定部12aに る決定に基づいて、表示部21にオンスクリ ン情報が表示された場合に、入力部22から、 視聴者による入力操作により表示部21に表示 れたオンスクリーン情報の表示ボタンが選 されたことを示す操作信号が供給されると 最も高い番組嗜好度に対応する放送番組の 像音声信号を表示部21に表示させる。また 、表示・録画制御部12bは、入力部22から、視 聴者による入力操作により表示部21に表示さ たオンスクリーン情報の録画ボタンが選択 れたことを示す操作信号が供給されると、 も高い番組嗜好度に対応する放送番組の映 音声信号を第2の放送受信部により受信させ 、受信した映像音声信号を映像音声信号記録 部13に記録させる。

 番組推薦部20は、その機能上、嗜好度判 部20aと、閾値判定部20bと、録画判定部20cを える。

 嗜好度判定部20aは、番組選択支援装置1の 主電源が投入された場合に、番組情報記憶部 16及び番組嗜好情報記憶部17から、それぞれ 組情報及び番組嗜好情報を読み出し、この み出された番組情報と番組嗜好情報とに基 いて、現在放送中の放送番組に対応する番 嗜好度の中から最も高い番組嗜好度を抽出 、この抽出した最も高い番組嗜好度の放送 組が、表示部21に表示されている放送番組の 番組嗜好度より高いか否かを判定する。換言 すれば、最も高い番組嗜好度の放送番組が、 表示部21に表示されているか否かを判定する

 閾値判定部20bは、嗜好度判定部20aにより 最も高い番組嗜好度が、表示部21に表示さ た映像音声信号に対応する放送番組の番組 好度より高いと判定された場合に、この最 高い番組嗜好度が所定の閾値以上か否かを 定する。

 録画判定部20cは、閾値判定部20bにより閾 以上と判定された場合に、ネットワーク3に 接続された後述するテレビジョン録画機2か 、テレビジョン録画機2が録画中である番組 報を、ネットワーク3を介して録画情報とし て受信し、この受信した録画情報の中に最も 高い番組嗜好度に対応する放送番組の番組情 報が含まれているか否かを判定する。

 ネットワーク接続部23は、ネットワーク ードなどの通信インタフェースであり、こ ネットワーク接続部23によりネットワーク3 接続することによって、ネットワーク3に接 されたテレビジョン録画機2と通信すること ができる。番組選択支援装置1(放送番組受信 置)とテレビジョン録画機2は、DLNA(Digital Liv ing Network Alliance)が策定したガイドライン(DLN Aガイドライン)に準拠したネットワーク対応 器であってもよい。

 なお、番組選択支援装置1は、映像音声信 号記録部13、操作履歴情報記憶部14、録画予 情報記憶部15と、番組情報記憶部16、番組嗜 情報記憶部17を別々の記憶装置として構成 ているが、各々の記憶部を部分的に共用し り、全ての記憶部を1つの記憶装置で共用し りする構成としてもよい。

 <番組選択支援システムの構成>
 図2は、実施例1の番組選択支援装置1とテレ ジョン録画機2とをネットワーク3で接続し 番組選択支援システム100を示す構成図であ 。

 このような番組選択支援システム100にお て、番組選択支援装置1は、主電源が投入さ れた場合に、視聴者の嗜好や、ネットワーク 3を介してテレビジョン録画機2から受信した 画情報に基づいて、最も嗜好度が高い放送 組の映像音声信号を表示させ、または最も 好度が高い放送番組が存在することを視聴 に知らせるためのオンスクリーン情報を表 させる。オンスクリーン情報を表示させる う設定した場合、番組選択支援装置1は、オ ンスクリーン情報に対する視聴者の操作に基 づいて最も嗜好度が高い放送番組を表示した り、映像音声信号記録部13に録画させたりす 。映像音声信号記録部13の代わりにテレビ ョン録画機2に録画させてもよい。

 なお、番組選択支援装置1以外の1つまた 2つ以上のネットワーク対応機器がネットワ ク3に接続されている場合に、これらのネッ トワーク対応機器の中から番組選択支援装置 1が録画情報を受信するテレビジョン録画機2 選択する際には、番組選択支援装置1の視聴 者がテレビジョン録画機2のIPアドレス等を指 定して選択するようにしてもよいし、UPnP(Univ ersal Plug and Play)のプロトコルに基づいて、 動的にテレビジョン録画機2を発見するよう にしてもよい。

 <テレビジョン録画機2の構成>
 図3は、番組選択支援システム100のテレビジ ョン録画機2の具体的な構成図である。テレ ジョン録画機2は、放送受信部31と、機器制 部32と、映像音声信号記録部33と、番組情報 憶部34と、録画予約情報記憶部35と、出力部 36と、入力部37と、ネットワーク接続部38とを 備える。

 放送受信部31は、チューナ及び復調分離 段を有し、地上波や放送衛星を介して放送 から送信される放送波のうち機器制御部32よ り指示されたチャンネルの放送波を受信し、 映像音声信号と番組情報とを分離して機器制 御部32へ供給する。

 ここで、番組情報とは、放送局側により 像音声信号に付加される情報であり、「タ トル」、「チャンネル」、「放送開始時刻 、「放送終了時刻」、「ジャンル」、「内 説明」、及び「出演者リスト」等の情報を むものである。なお、「放送開始時刻」、 放送終了時刻」には、年月日の情報が含ま ていてもよい。

 映像音声信号記録部33は、例えばハード ィスク等の記録装置により構成され、後述 る機器制御部32から供給された制御信号に基 づき、映像音声信号と、この映像音声信号を 一意に識別する番組IDとを関連づけて記録す 。

 ここで番組IDとは、放送番組を一意に識 する識別子として生成されるものであり、 えば、番組情報に含まれる「チャンネル」 「放送開始時刻」との組み合わせ等を番組ID とする。

 番組情報記憶部34は、例えばハードディ ク等の記憶装置により構成され、機器制御 32から供給された制御信号に従って、放送番 組を一意に識別する番組IDと、番組情報とを 連づけて記憶する。

 録画予約情報記憶部35は、放送番組の録 を予約するための録画予約情報を記憶する

 出力部36は、有機EL(electroluminescence)ディス プレイや、液晶ディスプレイ等の画像出力装 置を備え、機器制御部32から供給された出力 号に基づいて、映像や番組情報等を表示す 。出力部36は音声を発生させるスピーカを む。

 入力部37は各種の操作ボタンを備えてお 、視聴者によって操作ボタンが押下操作さ ることによって操作信号を生成し、生成し 操作信号を機器制御部32へ供給する。

 機器制御部32は、テレビジョン放送の受 、表示、記録、再生等のテレビジョン受信 置(放送番組受信装置)としての基本機能を制 御する。

 そして、機器制御部32は、入力部37から受 信した操作信号に基づいて、主電源の投入ま たは切断を行ったり、放送受信部31が受信す チャンネルを設定したり、映像音声信号記 部33に記録された映像音声信号の再生を開 したりする。また、機器制御部32は、出力部 36への映像音声信号等の出力を制御する。

 さらに、機器制御部32は、ネットワーク3 介して、番組選択支援装置1から送信された 録画情報の送信を要求する要求信号が後述す るネットワーク接続部38から供給された場合 、現在出力部36に出力している映像音声信 を映像音声信号記録部33に記録させている場 合には、その番組情報を録画情報として、ネ ットワーク接続部38から、ネットワーク3を介 して番組選択支援装置1に送信する。

 さらに、ネットワーク3を介して、番組選 択支援装置1から送信された録画予約情報の 信を要求する要求信号が後述するネットワ ク接続部38から供給された場合には、録画予 約情報記憶部35から録画予約情報を読み出し 読み出した録画予約情報をネットワーク接 部38から、ネットワーク3を介して番組選択 援装置1に送信する。

 ネットワーク接続部38は、ネットワーク ードなどの通信インタフェースであり、こ ネットワーク接続部38によりネットワーク3 接続することによって、ネットワーク3に接 された番組選択支援装置1と通信することが できる。

 <番組選択支援装置1の作用>
 番組選択支援装置1は、主に嗜好分析処理、 電源投入(オン)時番組選択支援処理、及び出 処理を行う。以下に、これら各処理につい 詳細に説明する。

 ≪嗜好分析処理≫
 まず、番組選択支援装置1の嗜好分析部18に ける嗜好分析処理の詳細について説明する

 図4は、番組選択支援装置1において、予 定められた時間間隔で定期的に動作してい 嗜好分析処理のうちの1周期分の主要な処理 示すフローチャートである。

 番組選択支援装置1の嗜好分析部18は、嗜 分析処理を開始すると、操作履歴情報記憶 14、及び番組情報記憶部16からそれぞれ操作 履歴情報及び番組情報を読み出し、読み出し た操作履歴情報及び番組情報に基づいて番組 選択履歴情報を生成する(ステップS101)。例え ば、嗜好分析部18は、読み出した操作履歴情 の中に、チャンネル設定操作を示す操作履 があれば、読み出した番組情報の中から、 のチャンネル設定操作により設定されたチ ンネルで放送された放送番組の番組IDを抽 する。また、読み出した操作履歴情報の中 、録画開始操作を示す操作履歴、及び録画 了操作を示す操作履歴がある場合、読み出 た番組情報の中から、録画開始の操作が行 れた時点から録画終了の操作が行われた時 までに放送された放送番組の番組IDを抽出す る。

 また、嗜好分析部18は、読み出した操作 歴情報の中に、録画予約操作を示す操作履 、または再生操作を示す操作履歴がある場 、これらの操作履歴の中から番組IDを抽出す る。

 そして、嗜好分析部18は、これら抽出し 番組IDのリストを番組選択履歴情報として生 成する。

 次に、番組情報記憶部16に記憶された番 情報から1つまたは2つ以上のキーワードを抽 出する(ステップS102)。具体的には、例えば、 番組情報に含まれる「ジャンル」及び「出演 者」をキーワードとし、「タイトル」及び「 内容説明」の文字列データを公知の形態素解 析により形態素に分解し、名詞等の予め定め られた特定の品詞に属する形態素をキーワー ドとして抽出する。

 次に、嗜好分析部18は、抽出した各キー ードの番組出現回数を計算する(ステップS103 )。具体的には、抽出した各キーワードのそ ぞれを順次、計算対象キーワードkとして、 の計算対象キーワードkが含まれている放送 番組の数を算出し、この算出結果を番組出現 回数とする。なお、この計算対象キーワード kが1つの番組に重複して含まれる場合でも番 出現回数は1回として算出する。

 次に、嗜好分析部18は、各計算対象キーワ ドkの番組選択履歴出現頻度を算出する(ステ ップS104)。ここで、番組選択履歴出現頻度と 、計算対象キーワードkが番組選択履歴情報 に含まれる番組IDにより識別される放送番組 番組情報に含まれる頻度を示す。具体的に 、嗜好分析部18は、1つの計算対象キーワー kが、番組選択履歴情報に含まれる番組IDに り識別される放送番組hの番組情報から抽出 した1つ以上のキーワードの中に存在した個 をNk,hとし、放送番組hから抽出したキーワー ドの種類数(重複するキーワードは1とする)を N h として、計算対象キーワードkの放送番組hに する出現頻度F k,h を数式1を用いて算出する。

 数式1は、視聴者の嗜好の観点から、キーワ ードの種類数が少ない放送番組に含まれる計 算対象キーワードkほど重要度が高く出現頻 F k,h の値が大きくなり、キーワードの種類数が多 い放送番組に含まれる計算対象キーワードk ど重要度が低く出現頻度F k,h の値が小さくなることを示している。さらに 、人間の感覚に近いと言われている対数関数 を用いている。

 次に、嗜好分析部18は、番組選択履歴情報 含まれる全ての番組IDにより識別される放送 番組についても同様に、数式1を用いて計算 象キーワードkの放送番組毎の出現頻度F k,h を算出する。そして、嗜好分析部18は、この 出した出現頻度F k,h の総和を番組選択履歴出現頻度F k として、数式2のとおり算出する。

 そして、嗜好分析部18は、計算対象キーワ ドk毎の嗜好度をキーワード嗜好度として算 する(ステップS105)。具体的には、嗜好分析 18は、全番組数をN、ステップS103において算 出した計算対象キーワードkの番組出現回数 N k 、ステップS104において算出した計算対象キ ワードkの番組選択履歴出現頻度をF k として、計算対象キーワードk毎のキーワー 嗜好度P k を数式3を用いて算出する。

 数式3は、視聴者の嗜好という観点から、多 くの放送番組に出現する計算対象キーワード kほど重要度が低くキーワード嗜好度P k の値が小さくなり、出現する放送番組の少な い計算対象キーワードkほど重要度が高くキ ワード嗜好度P k の値が大きくなることを示している。さらに 数式3は、人間の感覚に近いと言われている 数関数を用いている。

 次に、嗜好分析部18は、放送番組毎の嗜好 を番組嗜好度として算出する(ステップS106) 番組嗜好度の計算の対象は、番組情報記憶 16に番組情報が記憶されている放送番組のう ち、まだ放送されていない放送番組、即ち、 放送開始時刻が現在時刻より後である放送番 組とする。具体的には、嗜好分析部18は、全 のキーワードkについて、ステップS104にお て算出したキーワードkの放送番組hに対する 出現頻度F k,h と、ステップS105において算出したキーワー kのキーワード嗜好度P k との積を算出する。そして、嗜好分析部18は 下記の数式4に示すように、算出した全ての 出現頻度F k,h とキーワード嗜好度P k との積の総和を、計算対象番組hの番組嗜好 Q h として算出する。

 そして、嗜好分析部18は、計算対象番組hの 組IDとこの計算対象番組hの番組嗜好度Q h とを関連付けて番組嗜好情報として番組嗜好 情報記憶部17に記憶する。

 次に、嗜好分析部18は、番組嗜好度の高 放送番組を録画予約する(ステップS107)。具 的には、嗜好分析部18は、所定の閾値より高 い番組嗜好度を有する放送番組、または番組 嗜好度の高い順から所定の閾値を越えない個 数の放送番組のうち、録画予約情報記憶部15 記憶されている録画予約情報に含まれる放 番組と放送時間が重ならない放送番組につ て録画予約情報を生成し、生成した録画予 情報を録画予約情報記憶部15に記憶させる

 このとき、嗜好分析部18は、番組嗜好度 高い放送番組の録画予約情報から順に録画 約情報記憶部15に記憶させ、先に記憶させた 録画予約情報に含まれる放送時間と重なる放 送時刻を含む録画予約情報については、記憶 させることなく削除する。ここで、放送時間 とは、放送開始時刻から放送終了時刻までの 時間帯のことをいい、例えば、放送開始時刻 t1から放送終了時刻t2まで放送される放送番 Aと、放送開始時刻t3から放送終了時刻t4まで 放送される放送番組Bとは、時刻t3が時刻t2よ 早い時刻であり、かつ時刻t4が時刻t1より遅 い時刻である場合に放送時間が重なっている と判定する。

 なお、嗜好分析部18は、録画予約情報を 画予約情報記憶部15に記憶させる際、嗜好分 析部18により生成された録画予約情報である とを意味する“自動”を示す自動手動識別 を関連づけて記憶させる。このように、嗜 分析部18は、番組嗜好度が所定の閾値以上 ある放送番組を抽出して録画再生部によっ 自動的に録画させる自動録画制御部として 動作している。自動録画制御部の機能を機 制御部12内に設けてもよい。番組嗜好度が所 定の閾値以上である放送番組の全てを抽出し て録画再生部によって自動的に録画させる必 要はない。番組嗜好度の高い順から所定の閾 値を超えない個数の放送番組を録画再生部に よって自動的に録画させてもよい。

 ≪電源オン時番組選択支援処理≫
 次に、番組選択支援装置1における電源オン 時の番組選択支援処理の詳細について説明す る。

 図5は、番組選択支援装置1における電源 ン時の番組選択支援処理の処理フローを示 フローチャートである。

 まず、機器制御部12が電源部28を制御して 番組選択支援装置1の主電源を投入すると(ス ップS201)、番組推薦部20の嗜好度判定部20aは 、番組嗜好情報記憶部17から現在放送中の放 番組に対応する番組嗜好度を抽出する(ステ ップS202)。具体的には、嗜好度判定部20aは、 組情報記憶部16から番組情報を読み出し、 の読み出された番組情報と内部に備えられ 時計が計時する現在時刻とに基づいて、現 放送中である放送番組の番組IDを抽出し、そ の番組IDと関連付けられた番組嗜好度を抽出 る。

 次に、嗜好度判定部20aは、第1の放送受信 部10が番組嗜好度の最も高い放送番組を受信 ているか否かを判定する(ステップS203)。具 的には、嗜好度判定部20aは、ステップS202に おいて抽出した現在放送中の放送番組に対応 する番組嗜好度の中から最も高い番組嗜好度 を放送中最高番組嗜好度として抽出する。

 さらに、嗜好度判定部20aは、機器制御部1 2から、表示部21に表示している映像音声信号 に対応する番組IDが供給されると、この番組I Dに対応する番組嗜好情報を表示番組嗜好度 して抽出する。そして、嗜好度判定部20aは 抽出した放送中最高番組嗜好度が、抽出し 表示番組嗜好度より高いか否かを判定する

 次に、番組推薦部20の閾値判定部20bは、 好度判定部20aにより放送中最高番組嗜好度 表示番組嗜好度より高いと判定された場合 放送中最高番組嗜好度が、所定の閾値以上 否かを判定する(ステップS204)。

 放送番組は、その時間帯により、番組嗜 度が高い放送番組を放送している時間帯と 番組嗜好度が低い放送番組を放送している 間帯があると考えられる。そこで、閾値を 定することによって、番組嗜好度が低い放 番組を放送している時間帯の放送番組を番 選択支援の対象から外すことができる。

 そのため、この閾値は、高すぎると、視 者が視聴したいと思う放送番組についてオ スクリーン情報を表示する等の番組選択支 を実行できなくなり、低すぎると、視聴者 視聴したいと思わない放送番組についても ンスクリーン情報を表示する等の番組選択 援を実行してしまい、視聴者に不快感を与 ることになる。そのため、提供者や視聴者 が予め適正な値を設定しておく必要がある なお、閾値判定部20bを設けることが好まし が、閾値判定部20bを省略してもよい。

 次に、閾値判定部20bにより閾値以上と判 された場合、番組推薦部20の録画判定部20c 、ネットワーク3を介してテレビジョン録画 2からこのテレビジョン録画機2が録画中で る番組情報を録画情報として受信する(ステ プS205)。

 そして、録画判定部20cは、ステップS205に おいて受信した録画情報の中に、ステップS20 3において抽出された放送中最高番組嗜好度 対応する放送番組の番組情報が含まれてい か否かを判定する(ステップS206)。

 次に、ステップS206において、放送中最高 番組嗜好度に対応する放送番組の番組情報が 含まれていないと判定された場合、機器制御 部12の表示決定部12aは、オンスクリーン情報 表示する設定がされているか否かを判定す (ステップS207)。具体的には、表示決定部12a 、視聴者または装置の提供者によって予め 定された設定値に基づいて、放送中最高番 嗜好度に対応する放送番組の映像音声信号 表示部21に表示させるか、放送中最高番組 好度に対応する放送番組に関するオンスク ーン情報を表示部21に表示させるかを決定す る(ステップS207)。

 ステップS207において、表示決定部12aによ り、オンスクリーン情報表示の設定がされて いないと判定された場合には、表示・録画制 御部12bは、第1の放送受信部10に、放送中最高 番組嗜好度に対応する放送番組を受信させ、 この受信した映像音声信号を表示部21に表示 せる(ステップS208)。

 一方、ステップS207において、表示決定部 12aにより、オンスクリーン情報表示の設定が されていると判定された場合には、表示・録 画制御部12bは、放送中最高番組嗜好度に対応 する放送番組が存在し、その番組が放送中で あることを示すオンスクリーン情報を表示部 21に表示させる(ステップS209)。

 図6(A)は、ステップS208において、機器制 部12が、第1の放送受信部10が受信するチャン ネルを放送中最高番組嗜好度に対応する放送 番組を放送しているチャンネルに切替えた画 面110を示している。この際、表示・録画制御 部12bによって、OSD(On Screen Display)機能を用い て画面110上にチャンネルを切替えたことを視 聴者に知らせるための例えば文字情報よりな るオンスクリーン情報111を表示することが好 ましい。ここではオンスクリーン情報111は、 「番組選択支援でCH(チャンネル)201「ヨーロ パサッカー」に切替えました」なる文字列 あり、番組選択支援によってチャンネルを 動的に切替えたことを視聴者に知らせるも であることが好ましい。

 図6(B)は、ステップS209において、表示・ 画制御部12bにより表示部21に表示されたオン スクリーン情報の一例を示している。図6(B) 示すように、表示部21には、主電源が投入さ れた際に第1の放送受信部10が受信しているチ ャンネルの放送番組の画面101が表示されてい る。

 そして、機器制御部12の表示・録画制御 12bは、OSD機能を用いて画面101上にオンスク ーン情報102を重畳させて表示する。

 このオンスクリーン情報102は、一例とし 、矩形の枠画像内に、放送中最高番組嗜好 に対応する放送番組の番組タイトル(ここで は、「ヨーロッパサッカー」)を含む文字列 、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番 を表示部21に表示するための表示ボタン104と 、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組 の映像音声信号を映像音声信号記録部13に記 させるための録画ボタン105と、オンスクリ ン情報102を表示部21から消去するための戻 ボタン106とが表示されたものである。

 このように、番組選択支援装置1によれば 、主電源投入時に、視聴者の嗜好に適合する 放送番組のうち、テレビジョン録画機2に録 されていない放送番組を対象として、チャ ネルを切替えたりオンスクリーン情報を表 したりするので、視聴者に不快感を与える となく、放送番組の番組選択支援を行うこ ができる。

 ≪出力支援≫
 次に、番組選択支援装置1における出力処理 の詳細について説明する。

 図7は、番組選択支援装置1における出力 理の処理フローを示すフローチャートであ 。

 機器制御部12の表示・録画制御部12bは、 示部21に表示されたオンスクリーン情報102の うち、視聴者の操作により入力部22から供給 れた操作信号に基づいて、選択されたボタ が表示ボタン104か否かを判定する(ステップ S301)。

 ステップS301において、選択されたボタン が表示ボタン104であると判定された場合に、 表示・録画制御部12bは、第1の放送受信部10に 放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組を 受信させ、受信した放送番組の映像音声信号 を表示部21に表示させる(ステップS302)。

 一方、ステップS301において、選択された ボタンが表示ボタン104ではないと判定された 場合に、選択されたボタンが録画ボタン105か 否かを判定する(ステップS303)。

 ステップS303において、選択されたボタン が録画ボタン105であると判定された場合に、 表示・録画制御部12bは、第1の放送受信部10に 受信させる放送番組を変更することなく、第 2の放送受信部11に放送中最高番組嗜好度に対 応する放送番組を受信させる。そして、表示 ・録画制御部12bは、第2の放送受信部11が受信 した放送番組の映像音声信号を映像音声信号 記録部13に記録させると共に、受信した放送 組の番組情報を番組情報記憶部16に記録さ る(ステップS304)。

 一方、ステップS303において、選択された ボタンが録画ボタン105ではないと判定された 場合、選択されたボタンは戻るボタン106であ ると判定し、表示・録画制御部12bは、オンス クリーン情報102を消去する(ステップS305)。

 以上のように、本発明の実施例1である番 組選択支援装置1によれば、表示されたオン クリーン情報102から視聴者の操作に応じて 視聴者の嗜好に適合する放送番組のうち、 ットワーク3を介して接続されたテレビジョ 録画機2により録画されていない放送番組を 決定し、この決定した放送番組を表示したり 、または決定した放送番組が放送中であるこ とを示すオンスクリーン情報102を表示したり する。

 さらに、番組選択支援装置1は、オンスク リーン情報102を表示した場合に、表示された オンスクリーン情報102に対する視聴者の操作 に応じて、視聴者の嗜好に適合する放送番組 を表示部21に表示させたり、映像音声信号記 部13に録画させたりすることができる。

 なお、実施例1の番組選択支援装置1にお ては、録画再生部として番組選択支援装置1 内蔵されている映像音声信号記録部13とネ トワーク3に接続されているテレビジョン録 機2とを用いているが、いずれか一方のみと してもよい。番組選択支援装置1に内蔵の録 再生部と外部の録画再生部の使い分けは上 した使い分けに限定されるものではない。 述した実施例1の説明では、テレビジョン録 機2に録画されていない放送番組を対象とし て、番組選択支援のためチャンネルを切替え たりオンスクリーン情報を表示したりしたが 、内蔵の録画再生部である映像音声信号記録 部13に録画されていない放送番組を対象とし 、同様の番組選択支援を行うように構成し もよい。

 番組選択支援装置1がネットワーク接続部 23を備えない構成で、映像音声信号記録部13 対してのみ放送番組の録画を行う場合には 図5に示す電源オン時の番組選択支援処理の 理フローにおいて、ステップS205は映像音声 信号記録部13に対する録画情報を取得すれば い。

 ところで、実施例1における「主電源の投 入」との記載箇所については、物理的な電源 オンの場合だけでなく、スタンバイ状態(ス ープ状態)から通常稼働状態に遷移する場合 、機器全体のリセット動作後の再起動によ 通常稼働状態に遷移する場合等、機器の起 を含むものである。

 [実施例2]
 本発明の実施例2は、最も嗜好度が高い放送 番組を表示部に表示させるか、または最も嗜 好度が高い放送番組が存在することを知らせ るオンスクリーン情報を表示部に表示させる 番組選択支援を行うに際し、録画再生部にお いて録画中である放送番組の番組情報を示す 録画情報に応じて番組選択支援を行うか否か を判断するように構成した番組選択支援装置 である。また、実施例2は、番組選択支援を うか否かを視聴者が視聴している一の放送 組の終了を検出した場合、または、録画再 部によって再生している一の録画放送番組 再生終了を検出した場合に行うものである ここで、録画再生部は、放送番組受信装置 内蔵されている放送番組の録画再生部であ てもよく、例えばネットワークを介して接 された録画再生部であってもよい。以下、 施例2の番組選択支援装置について説明する

 <番組選択支援装置の構成>
 図8は本発明の実施例2である番組選択支援 置を示す構成図である。図8においても、録 再生部を内蔵すると共に、ネットワークを して外部の録画再生部に接続する機能を有 る放送番組受信装置が番組選択支援装置1A 構成している例を示している。番組選択支 装置1Aは、第1の放送受信部10と、第2の放送 信部11と、機器制御部25と、映像音声信号記 部13と、操作履歴情報記憶部14と、録画予約 情報記憶部15と、番組情報記憶部16と、番組 好情報記憶部17と、嗜好分析部18と、番組推 部24と、表示部21と、入力部22と、ネットワ ク接続部23とを備える。表示部21は番組選択 支援装置1(放送番組受信装置)の外部に設けら れていて、番組選択支援装置1Aと接続されて る状態であってもよい。

 ここで、図8に示す実施例2の番組選択支 装置1Aにおいて、第1の放送受信部10と、第2 放送受信部11と、映像音声信号記録部13と、 作履歴情報記憶部14と、録画予約情報記憶 15と、番組情報記憶部16と、番組嗜好情報記 部17と、嗜好分析部18と、表示部21と、入力 22と、ネットワーク接続部23は、それぞれ図 1に示す実施例1の番組選択支援装置1が備える 同一符号が付された構成と同一であるので、 説明を省略する。

 機器制御部25は、テレビジョン放送の受 、表示、記録、再生等のテレビジョン受信 置(放送番組受信装置)としての基本機能を制 御する。

 そして、機器制御部25は、入力部22から受 信した操作信号に基づいて、主電源の投入ま たは切断を行ったり、第1の放送受信部10及び 第2の放送受信部11が受信するチャンネルを設 定したり、映像音声信号記録部13に記録され 映像音声信号の再生を開始したりする。

 また、機器制御部25は、チャンネル変更 による放送番組の視聴履歴や、映像音声信 記録部13に記録された映像音声信号の再生履 歴を操作履歴情報として収集する。具体的に は、入力部22から受信した操作信号に基づい 、視聴番組のチャンネル切替えを要求する 作信号、及び映像音声信号記録部13に記録 れた映像音声信号の再生を要求する操作信 から、操作履歴を生成し、視聴者が視聴し 放送番組の映像音声信号の番組IDと関連づけ て操作履歴情報として操作履歴情報記憶部14 供給する。

 また、機器制御部25は、その機能上、表 決定部25aと、選択判定部25bと、表示制御部25 cと、録画制御部25dとを備える。

 表示決定部25aは、後述する番組推薦部24 録画判定部24cが、ネットワーク3に接続され 外部の録画再生部であるテレビジョン録画 2から受信した録画中である番組情報を示す 録画情報の中に、最も高い番組嗜好度に対応 する放送番組の番組情報が含まれないと判定 した場合に、最も高い番組嗜好度に対応する 放送番組を表示部21に表示させるか、最も高 番組嗜好度に対応する放送番組が存在する とを視聴者に知らせるためのオンスクリー 情報を表示部21に表示させるかを決定する

 選択判定部25bは、表示決定部25aによる決 に基づいて、表示部21にオンスクリーン情 が表示された場合に、外部入力操作により ンスクリーン情報の表示ボタンが選択され か、または録画ボタンが選択されたかを判 する。

 表示制御部25cは、選択判定部25bにより表 ボタンが選択されたと判定された場合は、 も高い番組嗜好度に対応する放送番組の映 音声信号が映像音声信号記録部13に記録を れているか否かを判定する。表示制御部25c 、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組 映像音声信号が映像音声信号記録部13に記憶 されていると判定した場合は、この記録され ている映像音声信号を先頭から再生し、記録 されていないと判定した場合は、最も高い番 組嗜好度に対応する放送番組を第1の放送受 部10により受信させ、受信した放送番組の映 像音声信号を表示部21に表示させる。

 録画制御部25dは、選択判定部25bにより録 ボタンが選択された判定された場合は、最 高い番組嗜好度に対応する放送番組の映像 声信号が映像音声信号記録部13に記録され いるか否かを判定する。録画制御部25dは、 録されていないと判定した場合は、最も高 番組嗜好度に対応する放送番組を第2の放送 信部により受信させ、受信した放送番組の 像音声信号を映像音声信号記録部13に記録 せる。

 番組推薦部24は、その機能上、嗜好度判 部24aと、閾値判定部24bと、録画判定部24cと 備える。

 嗜好度判定部24aは、第1の放送受信部10に り受信した放送番組の終了を検出した場合 または映像音声信号記録部13に記録された 像音声信号の再生の終了を検出した場合に 番組情報記憶部16及び番組嗜好情報記憶部17 ら、それぞれ番組情報及び番組嗜好情報を み出し、この読み出された番組情報と番組 好情報とに基づいて、現在放送中の放送番 に対応する番組嗜好度の中から最も高い番 嗜好度を抽出し、この抽出した最も高い番 嗜好度の放送番組が、表示部21に表示され いるか、または映像音声信号記録部13に記録 されているか否かを判定する。

 閾値判定部24bは、嗜好度判定部24aにより 最も高い番組嗜好度が表示部21に表示され おらず、かつ最も高い番組嗜好度の映像音 信号が映像音声信号記録部13に記録されてい ないと判定された場合に、最も高い番組嗜好 度が所定の閾値以上か否かを判定する。

 録画判定部24cは、閾値判定部24bにより閾 以上と判定された場合に、ネットワーク3に 接続されたテレビジョン録画機2から、テレ ジョン録画機2が録画中である番組情報を、 ットワーク3を介して録画情報として受信し 、この受信した録画情報の中に最も高い番組 嗜好度に対応する放送番組の番組情報が含ま れているか否かを判定する。

 なお、番組選択支援装置1Aは、映像音声 号記録部13、操作履歴情報記憶部14、録画予 情報記憶部15と、番組情報記憶部16、番組嗜 好情報記憶部17を別々の記憶装置として構成 ているが、各々の記憶部を部分的に共用し り、全ての記憶部を1つの記憶装置で共用し たりする構成としてもよい。

 図2に示すように、実施例2の番組選択支 装置1Aは、実施例1の番組選択支援装置1と同 、ネットワーク3を介してテレビジョン録画 機2と接続され、番組選択支援システム200を 成する。

 このような番組選択支援システム200にお て、番組選択支援装置1Aは、視聴者が視聴 ている放送番組の終了を検出した場合に、 聴者の嗜好やネットワーク3を介してテレビ ョン録画機2から受信した録画情報に基づい て、最も嗜好度が高い放送番組の映像音声信 号を表示させ、または最も嗜好度が高い放送 番組が存在することを視聴者に知らせるため のオンスクリーン情報を表示させる。オンス クリーン情報を表示させるよう設定した場合 、番組選択支援装置1Aは、オンスクリーン情 に対する視聴者の操作に基づいて最も嗜好 が高い放送番組を表示したり、映像音声信 記録部13に録画させたりする。映像音声信 記録部13の代わりにテレビジョン録画機2に 画させてもよい。

 なお、番組選択支援装置1A以外の1つまた 2つ以上のネットワーク対応機器がネットワ ーク3に接続されている場合に、これらのネ トワーク対応機器の中から番組選択支援装 1Aが録画情報を受信するテレビジョン録画機 2を選択する際には、番組選択支援装置1Aの視 聴者がテレビジョン録画機2のIPアドレス等を 指定して選択するようにしてもよいし、UPnP プロトコルに基づいて、自動的にテレビジ ン録画機2を発見するようにしてもよい。

 <テレビジョン録画機2の構成>
 番組選択支援装置1Aにネットワーク3を介し 接続されるテレビジョン録画機2は、番組選 択支援装置1にネットワーク3を介して接続さ るテレビジョン録画機2と同一の構成を有す るので、説明を省略する。

 <番組選択支援装置1Aの作用>
 番組選択支援装置1Aは、主に嗜好分析処理 視聴終了時番組選択支援処理、及び出力処 を行う。よって以下に、これら各処理につ て詳細に説明する。

 ≪嗜好分析処理≫
 番組選択支援装置1Aの嗜好分析部18における 嗜好分析処理については、番組選択支援装置 1の嗜好分析部18における嗜好分析処理と同一 処理であるので、説明を省略する。

 ≪視聴終了時番組選択支援処理≫
 次に、番組選択支援装置1Aにおける視聴終 時の番組選択支援処理の詳細について説明 る。

 図9は、番組選択支援装置1Aにおける視聴 了時の番組選択支援処理の処理フローを示 フローチャートである。

 まず、番組推薦部24の嗜好度判定部24aは 機器制御部25から供給される信号により、第 1の放送受信部10により受信している一の放送 番組の終了を検出した場合、または映像音声 信号記録部13に記録されている一の録画放送 組の再生の終了を検出した場合(ステップS40 1)に、現在放送中の放送番組に対応する全て 番組嗜好度を抽出する(ステップS402)。具体 には、嗜好度判定部24aは、番組情報記憶部1 6から番組情報を読み出し、この読み出され 番組情報と内部に備えられた時計が計時す 現在時刻とに基づいて、現在放送中である 送番組の番組IDを抽出し、その番組IDと関連 けられた番組嗜好度を抽出する。

 次に、嗜好度判定部24aは、番組嗜好度の も高い放送番組を表示、または手動録画し いるか否かを判定する(ステップS403)。具体 には、嗜好度判定部24aは、ステップS402にお いて抽出した現在放送中の放送番組に対応す る番組嗜好度の中から最も高い番組嗜好度を 放送中最高番組嗜好度として抽出する。

 そして、嗜好度判定部24aは、機器制御部2 5から、表示部21に表示している映像音声信号 に対応する番組IDが供給されると、この番組I Dに対応する番組嗜好情報を表示番組嗜好度 して抽出する。さらに、嗜好度判定部24aは 機器制御部25から、映像音声信号記録部13に 録している映像音声信号に対応する番組ID 供給されると、この番組IDに対応する番組嗜 好情報を手動録画番組嗜好度として抽出する 。

 嗜好度判定部24aは、この抽出した放送中 高番組嗜好度が、抽出した表示番組嗜好度 及び抽出した手動録画番組嗜好度より高い 否かを判定する。これにより、嗜好度判定 24aは、抽出した放送中最高番組嗜好度が、 出した表示番組嗜好度、及び抽出した手動 画番組嗜好度より高い場合には、番組嗜好 の最も高い放送番組を表示、または手動録 していないと判定する。

 次に、番組推薦部24の閾値判定部24bは、 組嗜好度の最も高い放送番組を表示、また 手動録画していないと判定された場合、放 中最高番組嗜好度が、所定の閾値以上か否 を判定する(ステップS404)。

 放送番組は、その時間帯により、番組嗜 度が高い放送番組を放送している時間帯と 番組嗜好度が低い放送番組を放送している 間帯があると考えられる。そこで、閾値を 定することによって、番組嗜好度が低い放 番組を放送している時間帯の放送番組を番 選択支援の対象から外すことができる。

 そのため、この閾値は、高すぎると、視 者が視聴したいと思う放送番組についてオ スクリーン情報を表示する等の番組選択支 をできなくなり、低すぎると、視聴者が視 したいと思わない放送番組についてもオン クリーン情報を表示する等の番組選択支援 してしまい、視聴者に不快感を与えること なる。そのため、提供者や視聴者等が予め 正な値を設定しておく必要がある。なお、 値判定部24bを設けることが好ましいが、閾 判定部24bを省略してもよい。

 次に、閾値判定部24bにより閾値以上と判 された場合、番組推薦部24の録画判定部24c 、ネットワーク3を介してテレビジョン録画 2からこのテレビジョン録画機2が録画中で る番組情報を録画情報として受信する(ステ プS405)。

 そして、録画判定部24cは、ステップS405に おいて受信した録画情報の中に、ステップS40 3において抽出された放送中最高番組嗜好度 対応する放送番組の番組情報が含まれてい か否かを判定する(ステップS406)。

 次に、ステップS406において、放送中最高 番組嗜好度に対応する放送番組の番組情報が 含まれていないと判定された場合、機器制御 部25の表示決定部25aは、オンスクリーン情報 示の設定がされているか否かを判定する(ス テップS407)。具体的には、表示決定部12aは、 聴者、または装置の提供者によって予め設 された設定値に基づいて、放送中最高番組 好度に対応する放送番組を表示部21に表示 せるか、放送中最高番組嗜好度に対応する 送番組が存在することを示すオンスクリー 情報を表示部21に表示させるかを決定する。

 ステップS407において、表示決定部25aによ り、オンスクリーン情報表示の設定がされて いないと判定された場合、表示制御部25cは、 放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組の 映像音声信号が自動録画されているか、即ち 放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組が 第2の放送受信部11により受信され、受信した 放送番組の映像音声信号が映像音声信号記録 部13に記録されているか否かを判定する(ステ ップS408)。

 ステップS408において、自動録画されてい ると判定された場合、表示制御部25cは、この 記録されている映像音声信号を映像音声信号 記録部13から読み出し、この読み出した映像 声信号の先頭から再生し、表示部21に表示 せる(ステップS410)。

 一方、自動録画されていないと判定され 場合、表示制御部25cは、放送中最高番組嗜 度に対応する放送番組を第1の放送受信部10 より受信させ、図6(A)に示すように、受信し た放送番組の映像音声信号を表示部21に表示 せる(ステップS409)。

 また、ステップS407において、表示決定部 25aにより、オンスクリーン情報表示の設定が されていると判定された場合、表示決定部25a は、図6(B)に示すように、放送中最高番組嗜 度に対応する放送番組が存在することを示 オンスクリーン情報102を表示部21に表示させ る(ステップS411)。

 このように、本発明の実施例2である番組 選択支援装置1Aによれば、視聴者が視聴して る放送番組の終了を検出した場合に、視聴 の嗜好に適合する放送番組のうち、テレビ ョン録画機2に録画されていない放送番組を 表示部2に表示させたり、オンスクリーン情 102を表示したりするので、視聴者に不快感 与えることなく、放送番組の番組選択支援 行うことができる。

 ≪出力支援≫
 次に、番組選択支援装置1Aにおける出力処 の詳細について説明する。

 図10は、番組選択支援装置1Aにおける出力 処理の処理フローを示すフローチャートであ る。

 機器制御部25の選択判定部25bは、表示部21 に表示されたオンスクリーン情報102のうち、 視聴者の操作により入力部22から供給された 作信号に基づいて、選択されたボタンが表 ボタン104か否かを判定する(ステップS501)。

 ステップS501において、選択されたボタン が表示ボタン104であると判定された場合に、 表示制御部25cは、放送中最高番組嗜好度に対 応する放送番組が自動録画されているか否か を判定する(ステップS502)。具体的には、表示 制御部25cは、放送中最高番組嗜好度に対応す る放送番組の映像音声信号を映像音声信号記 録部13に記録しているか否かを判定する。

 次に、ステップS502において、放送中最高 番組嗜好度に対応する放送番組が自動録画さ れていないと判定された場合、表示制御部25c は、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番 組を第1の放送受信部10により受信させ、この 受信した放送番組の映像音声信号を表示部21 表示させる(ステップS503)。

 一方、ステップS502において、放送中最高 番組嗜好度に対応する放送番組が自動録画さ れていると判定された場合、表示制御部25cは 、映像音声信号記録部13に記録している放送 最高番組嗜好度に対応する映像音声信号を 頭から再生し、表示部21に表示させる(ステ プS504)。

 また、ステップS501において、選択された ボタンが表示ボタン104ではないと判定された 場合に、選択されたボタンが録画ボタン105か 否かを判定する(ステップS505)。

 ステップS505において、選択されたボタン が録画ボタン105であると判定された場合、録 画制御部25dは、放送中最高番組嗜好度に対応 する放送番組が自動録画されているか否かを 判定する(ステップS507)。具体的には、録画制 御部25dは、放送中最高番組嗜好度に対応する 放送番組の映像音声信号を映像音声信号記録 部13に記録しているか否かを判定する。

 ステップS507において、放送中最高番組嗜 好度に対応する放送番組が自動録画されてい ると判定された場合、録画制御部25dは、映像 音声信号記録部13に記録している放送中最高 組嗜好度に対応する映像音声信号と関連づ られた自動手動識別子を自動から手動に変 する。(ステップS508)。映像音声信号記録部1 3は、残りの記憶容量が少なくなると、自動 動識別子が自動に設定されている映像音声 号から順に自動的に削除する。そのため、 動手動識別子を自動から手動に変更するこ によって、放送中最高番組嗜好度に対応す 映像音声信号が自動的に削除されることを 止できる。

 一方、ステップS507において、放送中最高 番組嗜好度に対応する放送番組が自動録画さ れていないと判定された場合、録画制御部25d は、録画を開始する(ステップS509)。具体的に は、録画制御部25dは、放送中最高番組嗜好度 に対応する映像音声信号を映像音声信号記録 部13に記憶させる(ステップS509)。

 また、ステップS505において、選択された ボタンが録画ボタン105ではないと判定された 場合、選択されたボタンは戻るボタン106であ ると判定し、選択判定部25bは、オンスクリー ン情報102を消去する(ステップS506)。

 以上のように、本発明の実施例2である番 組選択支援装置1Aによれば、表示されたオン クリーン情報102から視聴者の操作に応じて 視聴者の嗜好に適合する放送番組のうち、 ットワークを介して接続されたテレビジョ 録画機2により録画または録画予約されてい ない放送番組を決定し、この決定した放送番 組を表示したり、または決定した放送番組に 関するオンスクリーン情報102を表示したりす る。また、視聴者の嗜好に適合する放送番組 が自動録画されているか否かによって、先頭 から再生したりすることができる。

 さらに、番組選択支援装置1は、オンスク リーン情報102を表示した場合に、表示された オンスクリーン情報102に対する視聴者の操作 に応じて、視聴者の嗜好に適合する放送番組 を表示したり、記録したりすることができる 。

 なお、実施例2の番組選択支援装置1Aにお ては、録画再生部として番組選択支援装置1 Aに内蔵されている映像音声信号記録部13とネ ットワーク3に接続されているテレビジョン 画機2とを用いているが、いずれか一方のみ してもよい。番組選択支援装置1Aに内蔵の 画再生部と外部の録画再生部の使い分けは 述した使い分けに限定されるものではない 上述した実施例2の説明では、テレビジョン 画機2に録画されていない放送番組を対象と して、番組選択支援のためチャンネルを切替 えたりオンスクリーン情報を表示したりした が、内蔵の録画再生部である映像音声信号記 録部13に録画されていない放送番組を対象と て、同様の番組選択支援を行うように構成 てもよい。

 番組選択支援装置1Aがネットワーク接続 23を備えない構成で、映像音声信号記録部13 対してのみ放送番組の録画を行う場合には 図9に示す放送番組の終了時の番組選択支援 処理の処理フローにおいて、ステップS405は 像音声信号記録部13に対する録画情報を取得 すればよい。

 [実施例3]
 本発明の実施例3は、最も嗜好度が高い放送 番組を表示部に表示させるか、または最も嗜 好度が高い放送番組が存在することを知らせ るオンスクリーン情報を表示部に表示させる 番組選択支援を行うに際し、録画再生部にお いて録画中である放送番組の番組情報を示す 録画情報に応じて番組選択支援を行うか否か を判断するように構成した番組選択支援装置 である。また、実施例3は、番組選択支援を うか否かを現在時刻から所定の時間内に放 される放送番組に対して行うものである。 こで、録画再生部は、放送番組受信装置に 蔵されている放送番組の録画再生部であっ もよく、例えばネットワークを介して接続 れた録画再生部であってもよい。以下、実 例3の番組選択支援装置について説明する。

 <番組選択支援装置の構成>
 図11は、本発明の実施例3である番組選択支 装置を示す構成図である。図11においても 録画再生部を内蔵すると共に、ネットワー を介して外部の録画再生部に接続する機能 有する放送番組受信装置が番組選択支援装 1Bを構成している例を示している。

 番組選択支援装置1Bは、第1の放送受信部1 0と、第2の放送受信部11と、機器制御部27と、 映像音声信号記録部13と、操作履歴情報記憶 14と、録画予約情報記憶部15と、番組情報記 憶部16と、番組嗜好情報記憶部17と、嗜好分 部18と、番組推薦部26と、表示部21と、入力 22と、ネットワーク接続部23とを備える。

 ここで、図11に示す実施例3の番組選択支 装置1Bにおいて、第1の放送受信部10と、第2 放送受信部11と、映像音声信号記録部13と、 操作履歴情報記憶部14と、録画予約情報記憶 15と、番組情報記憶部16と、番組嗜好情報記 憶部17と、嗜好分析部18と、表示部21と、入力 部22と、ネットワーク接続部23とは、それぞ 図1に示す実施例2の番組選択支援装置1が備 る同一符号が付された構成と同一であるの 、説明を省略する。

 機器制御部27は、テレビジョン放送の受 、表示、記録、再生等のテレビジョン受信 置(放送番組受信装置)としての基本機能を制 御する。

 そして、機器制御部27は、入力部22から受 信した操作信号に基づいて、主電源の投入ま たは切断を行ったり、第1の放送受信部10及び 第2の放送受信部11が受信するチャンネルを設 定したり、映像音声信号記録部13に記録され 映像音声信号の再生を開始したりする。

 また、機器制御部27は、チャンネル変更 による放送番組の視聴履歴や、映像音声信 記録部13に記録された映像音声信号の再生履 歴を操作履歴情報として収集する。具体的に は、入力部22から受信した操作信号に基づい 、視聴番組のチャンネル切替えを要求する 作信号、及び映像音声信号記録部13に記録 れた映像音声信号の再生を要求する操作信 から、操作履歴を生成し、視聴者が視聴し 放送番組の映像音声信号の番組IDと関連づけ て操作履歴情報として操作履歴情報記憶部14 供給する。

 また、機器制御部27は、その機能上、表 決定部27aと、表示・録画制御部27bとを備え 。

 表示決定部27aは、後述する番組推薦部26 録画判定部26cにより、最も番組嗜好度が高 放送番組を録画するための録画予約情報が 録画予約情報記憶部15に記憶された録画予約 情報、またはネットワーク3を介してテレビ ョン録画機2より受信した録画予約情報に含 れないと判定された場合に、所定の設定値 基づいて、最も高い番組嗜好度に対応する 送番組の映像音声信号を表示部21に表示さ るか、または最も高い番組嗜好度に対応す 放送番組が存在することを視聴者に知らせ ためのオンスクリーン情報を表示部21に表示 させるかを決定する。

 表示・録画制御部27bは、表示決定部27aに り表示部21にオンスクリーン情報が表示さ た場合に、入力部22から、視聴者による入力 操作により表示部21に表示されたオンスクリ ン情報の表示ボタンが選択されたことを示 操作信号が供給されると、最も高い番組嗜 度に対応する放送番組の放送開始時刻にな たときに、最も高い番組嗜好度に対応する 送番組の映像音声信号を表示部21に表示さ る。また、表示・録画制御部27bは、入力部22 から、視聴者による入力操作により表示部21 表示されたオンスクリーン情報の録画ボタ が選択されたことを示す操作信号が供給さ ると、最も高い番組嗜好度に対応する放送 組の映像音声信号を第2の放送受信部11によ 受信させ、受信した映像音声信号を映像音 信号記録部13に記憶させる。

 番組推薦部26は、その機能上、嗜好度抽 部26eと、閾値判定部26bと、嗜好度判定部26a 、録画判定部26cとを備える。

 嗜好度抽出部26eは、番組情報記憶部16及 番組嗜好情報記憶部17から、それぞれ番組情 報及び番組嗜好情報を読み出し、この読み出 された番組情報及び番組嗜好情報に基づいて 、現在時刻から所定の時間経過するまでの間 に放送開始予定である放送番組の番組嗜好度 を抽出する。ここでの所定の時間は、現在時 刻から5分や10分程度の比較的短時間であるこ とが好ましい。

 閾値判定部26bは、嗜好度抽出部26eにより 出された番組嗜好度のうち所定の閾値以上 番組嗜好度があるか否かを判定する。

 嗜好度判定部26aは、閾値判定部26bにより 定の閾値以上の番組嗜好度があると判定さ 、かつ、この閾値以上と判定された番組嗜 度のうち最も高い番組嗜好度に対応する放 番組のチャンネルとは異なるチャンネルの 送番組の映像音声信号を表示部21に表示し いる場合、または映像音声信号記録部13に記 録された映像音声信号を表示部21に表示して る場合、最も高い番組嗜好度が、表示部21 表示している映像音声信号に対応する番組 好度より高いか否かを判定する。嗜好度抽 部26e及び嗜好度判定部26aは、現在時刻から 定の時間内に放送が開始される複数の放送 組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度 高い最高番組嗜好度を抽出し、第1の放送受 部10が、最高番組嗜好度を有する放送番組 放送するチャンネルを受信しているか否か 判定する嗜好度抽出・判定部となっている

 録画判定部26cは、最も高い番組嗜好度が 表示部21に表示している映像音声信号に対 する番組嗜好度より高いと判定された場合 、この判定された最も番組嗜好度が高い放 番組を録画するための録画予約情報が、録 予約情報記憶部15に記憶された録画予約情報 、またはネットワーク3を介してテレビジョ 録画機2より受信した録画予約情報に含まれ か否かを判定する。

 なお、番組選択支援装置1Bは、映像音声 号記録部13、操作履歴情報記憶部14、録画予 情報記憶部15と、番組情報記憶部16、番組嗜 好情報記憶部17を別々の記憶装置として構成 ているが、各々の記憶部を部分的に共用し り、全ての記憶部を1つの記憶装置で共用し たりする構成としてもよい。

 図2に示すように、実施例3の番組選択支 装置1Bは、実施例1の番組選択支援装置1と同 、ネットワーク3を介してテレビジョン録画 機2と接続され、番組選択支援システム300を 成する。

 このような番組選択支援システム300にお て、番組選択支援装置1Bは、視聴者が視聴 ていないチャンネルにおいて、視聴者の嗜 に適合する放送番組がまもなく放送開始さ る場合、視聴者の嗜好、録画予約情報記憶 15に記憶された録画予約情報、及びネットワ ーク3を介してテレビジョン録画機2から受信 た録画情報に基づいて、最も嗜好度が高い 送番組の映像音声信号を表示させ、または も嗜好度が高い放送番組が存在していて、 もなく放送が開始されることを示すオンス リーン情報を表示させ、このオンスクリー 情報に対する視聴者の操作に基づいて、最 嗜好度が高い放送番組を表示または録画す 。

 なお、番組選択支援装置1B以外の1つまた 2つ以上のネットワーク対応機器がネットワ ーク3に接続されている場合に、これらのネ トワーク対応機器の中から番組選択支援装 1Bが録画情報を受信するテレビジョン録画機 2を選択する際には、番組選択支援装置1Bの視 聴者がテレビジョン録画機2のIPアドレス等を 指定して選択するようにしてもよいし、UPnP プロトコルに基づいて、自動的にテレビジ ン録画機2を発見するようにしてもよい。

 <テレビジョン録画機2の構成>
 番組選択支援装置1Bにネットワーク3を介し 接続されるテレビジョン録画機2は、番組選 択支援装置1にネットワーク3を介して接続さ るテレビジョン録画機2と同一の構成を有す るので、説明を省略する。

 <番組選択支援装置1Bの作用>
 番組選択支援装置1Bは、主に嗜好分析処理 放送開始前番組選択支援処理、及び出力処 を行う。よって以下に、これら各処理につ て詳細に説明する。

 ≪嗜好分析処理≫
 番組選択支援装置1Bの嗜好分析部18における 嗜好分析処理については、番組選択支援装置 1の嗜好分析部18における嗜好分析処理と同一 処理であるので、説明を省略する。

 ≪放送開始前番組選択支援処理≫
 次に、番組選択支援装置1Bにおける放送開 前番組選択支援処理の詳細について説明す 。

 図12は、番組選択支援装置1Bにおける放送 開始前番組選択支援処理の処理フローを示す フローチャートである。なお、番組選択支援 装置1Bは、例えば1分毎等、予め定められた時 間間隔で放送開始前番組選択支援処理を実行 する。

 まず、番組推薦部26の嗜好度抽出部26eは 放送開始までの時間が閾値以内の放送番組 てに対応する番組嗜好度を抽出する(ステッ S601)。具体的には、嗜好度抽出部26eは、番 情報記憶部16から番組情報を読み出し、この 読み出された番組情報に基づいて、内部に備 えられた時計が計時する現在時刻から所定時 間経過するまでの間に放送開始予定である番 組IDを抽出する。そして、番組嗜好情報記憶 17から番組嗜好情報を読み出し、読み出し 番組嗜好情報から、抽出した番組IDに対応す る番組嗜好情報を抽出する。

 次に、閾値判定部26bは、ステップS601にお いて抽出した番組嗜好度の中に、所定の閾値 以上の番組嗜好度があるか否かを判定する( テップS602)。

 放送番組は、その時間帯により、番組嗜 度が高い放送番組を放送している時間帯と 番組嗜好度が低い放送番組を放送している 間帯があると考えられる。そこで、閾値を 定することによって、番組嗜好度が低い放 番組を放送している時間帯の放送番組を番 選択支援の対象から外すことができる。

 そのため、この閾値は、高すぎると、視 者が視聴したいと思う放送番組について子 面を表示する等の番組選択支援をできなく り、低すぎると、視聴者が視聴したいと思 ない放送番組についてもオンスクリーン情 を表示する等の番組選択支援をしてしまい 視聴者に不快感を与えることになる。その め、提供者や視聴者等が予め適正な値を設 しておく必要がある。なお、閾値判定部26b 設けることが好ましいが、閾値判定部26bを 略してもよい。

 ステップS602において、所定の閾値以上の 番組嗜好度があると判定された場合、嗜好度 判定部26aは、所定の閾値以上の番組嗜好度の 中で、番組嗜好度の最も高い放送番組を放送 しているチャンネルを視聴しているか否かを 判定する(ステップS603)。具体的には、嗜好度 判定部26aは、ステップS602において判定され 所定の閾値以上の番組嗜好度の中で、最も い番組嗜好度を放送開始前最高番組嗜好度 して抽出し、ステップS601において読み出し 番組情報に基づいて、この抽出した放送開 前最高番組嗜好度に対応する放送番組を放 するチャンネルを決定する。そして、嗜好 判定部26aは、放送開始前最高番組嗜好度に 応する放送番組を放送するチャンネルが現 放送している放送番組を表示部21に表示し いるか否かを判定する。

 ステップS603において、番組嗜好度の最も 高い放送番組を放送しているチャンネルを視 聴していないと判定された場合、嗜好度判定 部26aは、放送開始前最高番組嗜好度が、表示 部21に表示している映像音声信号の放送番組 番組嗜好度より高いか否かを判定する(ステ ップS604)。具体的には、嗜好度判定部26aは、 器制御部12から供給された表示部21に表示し ている映像音声信号に対応する番組IDから、 の番組IDに対応する番組嗜好情報を表示番 嗜好度として抽出し、放送開始前最高番組 好度が、抽出した表示番組嗜好度より高い 否かを判定する(ステップS604)。

 ステップS604において、嗜好度判定部26aに より放送前最高番組嗜好度が表示番組嗜好度 より高いと判定された場合、録画判定部26cは 、放送前最高番組嗜好度に対応する放送番組 が録画予約されているか否かを判定する(ス ップS605)。具体的には、録画判定部26cは、放 送前最高番組嗜好度に対応する放送番組を録 画するための録画予約情報が、録画予約情報 記憶部15に記憶された録画予約情報に含まれ か否かを判定する。

 そして、ステップS605において、放送前最 高番組嗜好度に対応する放送番組が録画予約 されてないと判定された場合、録画判定部26c は、ネットワーク3を介してテレビジョン録 機2から録画予約情報を受信する(ステップS60 6)。

 そして、録画判定部24cは、ステップS606に おいて受信した録画予約情報の中に、放送前 最高番組嗜好度に対応する放送番組を録画す るための録画予約情報が含まれているか否か を判定する(ステップS607)。

 次に、ステップS607において、放送前最高 番組嗜好度に対応する放送番組を録画するた めの録画予約情報が含まれていないと判定さ れた場合、機器制御部27の表示決定部27aは、 ンスクリーン情報表示の設定がされている 否かを判定する(ステップS608)。具体的には 表示決定部27aは、視聴者、または装置の提 者によって予め設定された設定値に基づい 、放送前最高番組嗜好度に対応する放送番 の映像音声信号を表示部21に表示させるか 放送前最高番組嗜好度に対応する放送番組 放送開始になることを示すオンスクリーン 報を表示部21に表示させるかを決定する。

 ステップS608において、表示決定部27aによ り、オンスクリーン情報表示の設定がされて いないと判定された場合には、表示・録画制 御部27bは、第1の放送受信部10に、放送前最高 番組嗜好度に対応する放送番組を受信させ、 この受信された映像音声信号を表示部21に表 させる(ステップS609)。

 一方、ステップS608において、表示決定部 27aにより、オンスクリーン情報表示の設定が されていると判定された場合には、表示・録 画制御部27bは、図13に示すように、放送前最 番組嗜好度に対応する放送番組がまもなく 送開始になることを示すオンスクリーン情 112を表示部21に表示させる(ステップS610)。

 このように、番組選択支援装置1Bによれ 、視聴者が視聴しているチャンネルとは異 るチャンネルにおいて、まもなく視聴者の 好に適合する放送番組が放送開始される場 、視聴者の嗜好に適合する放送番組のうち 映像音声信号記録部13及びテレビジョン録画 機2に録画予約されていない放送番組につい オンスクリーン情報を表示するので、視聴 に不快感を与えることなく、放送番組の番 選択支援を行うことができる。

 ≪出力支援≫
 次に、番組選択支援装置1Bにおける出力処 の詳細について説明する。

 図14は、番組選択支援装置1Bにおける出力 処理の処理フローを示したフローチャートで ある。

 機器制御部27の表示・録画制御部27bは、 示部21に表示されたオンスクリーン情報112の うち、視聴者の操作により入力部22から供給 れた操作信号に基づいて、選択されたボタ が表示ボタン104か否かを判定する(ステップ S701)。

 ステップS701において、選択されたボタン が表示ボタン104であると判定された場合、出 力制御手段27bは、現在時刻が放送前最高番組 嗜好度に対応する放送番組の放送開始時刻に 一致すると、第1の放送受信部10に、放送前最 高番組嗜好度に対応する放送番組を受信させ 、受信した放送番組の映像音声信号を表示部 21に表示させる(ステップS702)。

 一方、ステップS701において、選択された ボタンが表示ボタン104ではないと判定された 場合に、選択されたボタンが録画ボタン105か 否かを判定する(ステップS703)。

 ステップS703において、選択されたボタン が録画ボタン105であると判定された場合に、 表示・録画制御部27bは、現在時刻が放送前最 高番組嗜好度に対応する放送番組の放送開始 時刻に一致すると、第1の放送受信部10に受信 させる放送番組を変更することなく、第2の 送受信部11に、放送前最高番組嗜好度に対応 する放送番組を受信させると共に、受信した 放送番組の映像音声信号を映像音声信号記録 部13に記録させ、受信した放送番組の番組情 を番組情報記憶部16に記憶させる(ステップS 704)。

 一方、ステップS703において、選択された ボタンが録画ボタン105ではないと判定された 場合、選択されたボタンは戻るボタン106であ ると判定し、表示・録画制御部27bは、オンス クリーン情報112を消去する(ステップS705)。

 以上のように、番組選択支援装置1Bによ ば、表示されたオンスクリーン情報112から 聴者の操作に応じて、視聴者の嗜好に適合 る放送番組のうち、ネットワーク3を介して 続されたテレビジョン録画機2により録画予 約されていない放送番組を決定し、この決定 した放送番組を表示したり、または決定した 放送番組に関するオンスクリーン情報112を表 示したりする。

 さらに、番組選択支援装置1Bは、オンス リーン情報112を表示した場合に、表示され オンスクリーン情報112に対する視聴者の操 に応じて、視聴者の嗜好に適合する放送番 を表示したり、記録したりすることができ 。

 なお、実施例3の番組選択支援装置1Bにお ては、録画再生部として番組選択支援装置1 Bに内蔵されている映像音声信号記録部13とネ ットワーク3に接続されているテレビジョン 画機2とを用いているが、いずれか一方のみ してもよい。番組選択支援装置1Bに内蔵の 画再生部と外部の録画再生部の使い分けは 述した使い分けに限定されるものではない 上述した実施例3の説明では、テレビジョン 画機2に録画または録画予約されていない放 送番組を対象として、番組選択支援のためチ ャンネルを切替えたりオンスクリーン情報を 表示したりしたが、内蔵の録画再生部である 映像音声信号記録部13に録画されていない放 番組を対象として、同様の番組選択支援を うように構成してもよい。

 番組選択支援装置1Bがネットワーク接続 23を備えない構成で、映像音声信号記録部13 対してのみ放送番組の録画を行う場合には 図12に示す放送開始までの時間が所定の閾 以内の放送番組に対する番組選択支援処理 処理フローにおいて、ステップS606は映像音 信号記録部13に対する録画情報を取得すれ よい。

 なお、上述した各実施例を、コンピュー にインストールした番組選択支援プログラ を実行させることにより実現することもで る。すなわち、この番組選択支援プログラ は、例えば、番組選択支援プログラムが記 された記録媒体から読み出され、機器制御 で実行されることにより番組選択支援装置1 ,1A,1Bを構成するようにしてもよいし、通信ネ ットワークを介して伝送されてインストール され、機器制御部で実行されることにより番 組選択支援装置1,1A,1Bを構成するようにして よい。

 また、本発明は上述した実施例1~3それぞ に限定されるものではない。実施例1~3を適 組み合わせてもよい。例えば実施例2で説明 した番組選択支援の動作を、実施例1におけ 電源投入時に行ってもよい。

 本発明に係る番組選択支援装置によれば 視聴者の嗜好に適合する放送番組のうち、 画再生部によって録画または録画予約され いない放送番組に対して選択支援を行うこ ができる。従って、視聴者にとって必要の い選択支援を行うことはなく、視聴者に不 感を与えることを軽減できる。