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Patent Searching and Data


Title:
CLIP FOR WRITING INSTRUMENT
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/025278
Kind Code:
A1
Abstract:
An easy-to-assemble clip for writing instrument which exhibits high strength during use. The clip (1) for writing instrument has a main body member (10), a clip member (11), and an urging member (12) for urging the clip member (11). The main body member (10) is provided with a coupling protrusion (21), the clip member (11) is provided with two side piece portions (32), and the coupling protrusion (21) is arranged between the two side piece portions (32). A receiving portion (23) is provided on the outer surface of the coupling protrusion (21), a protrusion (36) for shaft is formed on the inner surface of the side piece portion (32), and the clip member (11) is swingably coupled by entering the protrusion (36) for shaft into the receiving portion (23). On the outer surface of the coupling protrusion (21) provided with the receiving portion (23), a tapered portion (25) is formed and the protrusion (36) for shaft is entered into the receiving portion (23) by bringing the tip of the protrusion (36) for shaft into contact with the tapered portion (25) and increasing an interval between the side piece portions (32) gradually.

Inventors:
YASUNAGA MASAHIRO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/064785
Publication Date:
February 26, 2009
Filing Date:
August 20, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SAKURA COLOR PROD CORP (JP)
YASUNAGA MASAHIRO (JP)
International Classes:
B43K25/02
Foreign References:
JP2006289726A2006-10-26
JP2007125695A2007-05-24
JP2005067029A2005-03-17
JP2007230053A2007-09-13
JP2004174931A2004-06-24
JP3175933B22001-06-11
JP2007130891A2007-05-31
Other References:
See also references of EP 2193929A4
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Claims:
 長尺状の本体部材と、前記本体部材に連結されるクリップ部材と、前記クリップ部材を付勢する付勢部材とを有し、
 本体部材及びクリップ部材のいずれか一方には連結凸部が設けられ、他方には2ヵ所の側片部が設けられており、2ヵ所の側片部同士の間に連結凸部が配置されるものであり、
 連結凸部の外面、及び、側片部の内面の、いずれか一方には軸用凸部が、他方には受け部が形成されており、軸用凸部を受け部に入れることによりクリップ部材が揺動可能に連結されており、
 前記受け部が設けられている、連結凸部の外面、又は、側片部の内面には、テーパー部が形成されており、
 本体部材とクリップ部材とを連結させる場合には、本体部材の長さ方向に移動させ、軸用凸部の先端をテーパー部に接触させて、側片部同士の間を徐々に開いて、軸用凸部を受け部に入れることができることを特徴とする筆記具用クリップ。
 軸用凸部の先端にはテーパー部が設けられ、前記テーパー部の傾斜は、連結凸部の外面、又は、側片部の内面に形成されているテーパー部に合わせられていることを特徴とする請求項1に記載の筆記具用クリップ。
 付勢部材には、板バネ又はコイルバネが用いられていることを特徴とする請求項1に記載の筆記具用クリップ。
Description:
筆記具用クリップ

 本発明は、筆記具用クリップに関するも である。

 従来より、ボールペンなどの筆記具にクリ プが設けられたものがある。そして、胸ポ ットなどにクリップと本体との間に挟んで 使用することができる。
 このようなクリップには、クリップ部材を 動できるようにしながら本体側に付勢して る構造のものがある。

 例えば、特許文献1には、縦突起を有するク リップ部材と、枢支部を有する筒体とを有し 、縦突起を枢支部に配置させ、U字状の挟み ネによって付勢するものが記載されている
 また、特許文献2には、クリップ本体に2ヵ の側壁を設けて、それぞれに受容孔を形成 、一方、ボールペンの本体に凸状体を形成 、凸状体の両側に円柱状の凸部である軸体 形成した筆記具用クリップが記載されてい 。そして、この筆記具用クリップは、軸体 受容孔に配置することで揺動可能に連結し 、さらに板ばねでクリップを付勢している

特許第3175933号公報

特開2007-130891号公報

 特許文献2に記載されたクリップの構造では 、具体的な組み立て方法の開示はないが、通 常、このような受容孔に円柱状の凸部である 軸体を配置する際には、弾性変形を利用して 押し込んで行われる。
 そのため、円柱状の凸部を長くするなどし 、軸体と受容孔との連結状態が抜けにくい 造にするのは、上記の押し込みが難しく、 結が困難となって組み立てが行いにくくな 。そして、場合によっては、連結ができな ったり、連結を行う際に軸体や受容孔が破 したりする。

 そこで、本発明は、組み立てを行いやす し、使用時の強度を高強度とすることがで る筆記具用クリップを提供することを課題 するものである。

 上記した目的を達成するための請求項1に 記載の発明は、長尺状の本体部材と、前記本 体部材に連結されるクリップ部材と、前記ク リップ部材を付勢する付勢部材とを有し、本 体部材及びクリップ部材のいずれか一方には 連結凸部が設けられ、他方には2ヵ所の側片 が設けられており、2ヵ所の側片部同士の間 連結凸部が配置されるものであり、連結凸 の外面、及び、側片部の内面の、いずれか 方には軸用凸部が、他方には受け部が形成 れており、軸用凸部を受け部に入れること よりクリップ部材が揺動可能に連結されて り、前記受け部が設けられている、連結凸 の外面、又は、側片部の内面には、テーパ 部が形成されており、本体部材とクリップ 材とを連結させる場合には、本体部材の長 方向に移動させ、軸用凸部の先端をテーパ 部に接触させて、側片部同士の間を徐々に いて、軸用凸部を受け部に入れることがで ることを特徴とする筆記具用クリップであ 。

 請求項1に記載の発明によれば、軸用凸部 を受け部に入れることによりクリップ部材が 揺動可能に連結されるものであり、本体部材 とクリップ部材とを連結させる場合には、本 体部材の長さ方向に移動させ、軸用凸部の先 端をテーパー部に接触させて、側片部同士の 間を徐々に開いて、軸用凸部を受け部に入れ ることができるので、連結の際に本体部材や クリップ部材の破損を防止しながら連結作業 が行いやすく、さらに確実に連結することが できる。

 請求項2に記載の発明は、軸用凸部の先端 にはテーパー部が設けられ、前記テーパー部 の傾斜は、連結凸部の外面、又は、側片部の 内面に形成されているテーパー部に合わせら れていることを特徴とする請求項1に記載の 記具用クリップである。

 請求項2に記載の発明によれば、軸用凸部 の先端にはテーパー部が設けられ、前記テー パー部の傾斜は、連結凸部の外面、又は、側 片部の内面に形成されているテーパー部に合 わせられているので、本体部材とクリップ部 材との連結をスムーズに行うことができる。

 また、付勢部材には板バネやコイルバネ 用いることができる(請求項3)。

 本発明の筆記具用クリップによれば、連 の際に本体部材やクリップ部材が破損しに く、組み立てが行いやすく、確実に連結す ことができる。

本発明の第1の実施形態における筆記具 用クリップの斜視図である。 図1に示す筆記具用クリップの分解斜視 図である。 図1に示す筆記具用クリップのA-A断面図 である。 図1に示す筆記具用クリップのB-B断面図 である。 図1に示す筆記具用クリップの組み立て 途中を示した正面図である。 本発明の第2の実施形態における筆記具 用クリップの斜視図である。 図6に示す筆記具用クリップの連結部分 を示した断面図である。 本発明の第3の実施形態における筆記具 用クリップの斜視図である。 図8に示す筆記具用クリップの連結部分 を示した断面図である。 本発明の第4の実施形態における筆記 用クリップの斜視図である。 図10に示す筆記具用クリップの連結部 を示した断面図である。

 本発明の第1の実施形態における筆記具用 クリップ1は、図1に示されるように、本体部 10と、クリップ部材11と、付勢部材12とを有 ている。そして、クリップ部材11が本体部 10に揺動可能に連結され、また、付勢部材12 よって、クリップ部材11の押さえ部35が本体 部材10側に移動する方向に付勢されており、 さえ部35と本体部材10との間に、被服のポケ ットなどを挟んで使用することができる。

 図2に示されるように、本体部材10の全体の 状は筒状であって長尺状であり、所定の長 を有している。そして、本体部材10には筒 20と連結凸部21が形成されている。
 筆記具用クリップ1を使用する際には、本体 部材10の筒部20の内部に図示しない筆記部を 置させて、筆記対象に筆記して使用される

 連結凸部21は、筒部20の表面から突出してい る部分であり、クリップ部材11の側片部32と 結される部分である。
 連結凸部21には、連結凸部21の側面21a同士を 貫通する貫通孔22が形成されている。そして 貫通孔22の両側が受け部23となり、この受け 部23に、側片部32の軸用凸部36が入って、本体 部材10とクリップ部材11とが連結される。

 連結凸部21の形状は山型状であり、筒部20 から遠い部分ほど、本体部材10の長さ方向の さが短くなっている。なお、連結凸部21の 状は山型状以外の形状であっても良い。

 貫通孔22の貫通方向は、本体部材10の長さ方 向に対して直交する方向であり、クリップ部 材11の揺動の軸となる方向に合わせられてい 。
 なお、軸用凸部36を入れることが可能であ ば、貫通孔22のように貫通していなくてもよ く、連結凸部21の側面21aに凹状の部分を形成 て受け部23とすることができる。

 連結凸部21には、図2、図4に示されるように 、テーパー部25が形成されている。テーパー 25は連結凸部21の外面である側面21aに形成さ れており、本体部材10の長さ方向に幅が変化 る部分である。そして、具体的には、受け 23側ほど幅が広くなっており、クリップ部 11の押さえ部35側の幅が狭く、操作端部38側 幅が拡がるような形状となっている。
 このテーパー部25は、連結の際に用いられ ものであるが、長さ方向に幅が変化する形 である。そして、例えば、連結凸部21に、筒 部20に対して近づく方向に幅が変化するテー ーを形成する場合に比べて、貫通孔22の外 部分の厚みを確保することができる。その め、連結後に、本体部材10とクリップ部材11 が離れる方向に力が作用した場合の強度を くすることができる。
 また、テーパー部25は、側面21aの筒部20付近 に形成されている。そのため、クリップ部材 11が、本体部材10から離れる方向に力が作用 る場合にも、強度を確保することができる

 本体部材10には、図3に示されるように、バ 挿入孔26が形成されている。バネ挿入孔26は 、連結凸部21の付け根付近に位置している。 して、バネ挿入孔26は、本体部材10の長さ方 向に延びる孔であり、付勢部材12の一方の端 12aが挿入される。
 また、筒部20には、長さ方向に延びるスリ ト27が形成されている。なお、このスリット 27は無くてもよい。

 クリップ部材11は、図2に示されるように、 長い棒状乃至板状の部材であり、側片部32 バネ受け凹部33、押さえ部35が設けられてい 。
 そして、後述するように、押さえ部35側が 体部材10の筒部20側となるように付勢されて り、押さえ部35とは反対側の操作端部38を摘 むことにより、クリップ操作が行われる。

 図2、図4に示されるように、側片部32は2ヵ 設けられており、本体部材10側に突出した板 状の部分である。そして、側片部32同士の間 、連結凸部21が配置されるようにして、本 部材10とクリップ部材11とが連結される。
 また、側片部32の内面に軸用凸部36が形成さ れている。軸用凸部36は、断面が円形の形状 あって、内側に向かって突出している部分 あり、受け部23に入れられる部分である。 た、側片部32のそれぞれに軸用凸部36が形成 れているが、これらの2ヵ所の軸用凸部36は 軸上に配置されている。

 図4に示されるように、軸用凸部36の先端 面には、テーパー部36bが形成されている。 のテーパー部36bは、本体部材10のテーパー 25に合わせられており、テーパー部25と同じ 向に傾斜するものであって傾斜角度がほぼ じとなるような形状となっている。

 バネ受け凹部33は、側片部32同士の間に配置 されており、側片部32の突出方向とは反対側 面に形成されている。そして、バネ受け凹 33に、付勢部材12のV曲げ部41が配置され、ク リップ部材11を付勢している。
 クリップ部材11は、軸用凸部36や受け部23を 動の軸として、本体部材10に対して揺動す ものである。そして、図3に示されるように バネ受け凹部33の位置は、軸用凸部36や受け 部23を基準として、押さえ部35側であり、操 端部38とは反対側であるので、クリップ部材 11は、押さえ部35側が本体部材10側に移動する ように付勢されている。

 本体部材10やクリップ部材11の材質は限定 されるものではないが、本実施形態では樹脂 成形品が用いられている。

 付勢部材12は、図2に示されるように、幅 ほぼ一定のU字状の金属製の板バネが用いら れている。付勢部材12の一方の端部12aは、平 状であり、他方の端部12bはV字曲げ部41が形 されている。V字曲げ部41は、U字の内側に頂 部41aが形成されるように曲げられている。

 そして、図3に示されるように付勢部材12 一方の端部12aがバネ挿入孔26に挿入され、 方の端部12bはV字曲げ部41は、バネ受け凹部33 に配置し、付勢部材12によって、クリップ部 11の押さえ部35側を本体部材10側に付勢して る。

 次に、筆記具用クリップ1の組み立て方法に ついて説明する。
 筆記具用クリップ1の組み立ては、本体部材 10とクリップ部材11とを連結し、付勢部材12を 取り付けて行われる。

 本体部材10とクリップ部材11との連結は、図 5の矢印に示すように、クリップ部材11を本体 部材10の表面に沿わすようにしながら、クリ プ部材11の押さえ部35側から操作端部38側に かう方向、すなわち、本体部材10の長さ方 に移動させ、側片部32が本体部材10の連結凸 21に近づけるようにして行う。そして、2ヵ の側片部32の間に連結凸部21が入っていくが 、このとき、軸用凸部36の先端がテーパ部25 接触して、側片部32同士の間隔が、弾性変形 によって徐々に開いていく。
 さらに、クリップ部材11を移動させ、軸用 部36を受け部23に入れて、本体部材10とクリ プ部材11との連結が完了し、図4に示される うな状態となる。この連結状態では、弾性 形によって開いていた側片部32が元に戻った 状態となる。

 本体部材10とクリップ部材11とが連結され ると、軸用凸部36が受け部23からの離脱が困 となり、外れない状態となる。また、クリ プ部材11は、軸用凸部36を揺動軸として揺動 能な状態となる。

 また、付勢部材12の取り付けは、一方の端 12aを本体部材10のバネ挿入孔26に挿入し、他 の端部12bのV字曲げ部41を、バネ受け凹部33 配置するようにして行われる。
 この付勢部材12の取り付けは、本体部材10と クリップ部材11とを連結した後で行ってもよ 、本体部材10とクリップ部材11との連結を行 いながら、付勢部材12を取り付けてもよい。

 付勢部材12が取り付けられた状態では、自 な状態に比べて、一方の端部12aとV字曲げ部4 1とが離れた状態となるので、V字曲げ部41が ネ受け凹部33を押して、クリップ部材11を付 し、押さえ部35が筒部20に接触した状態とな っている。
 また、図3に示されるように、V字曲げ部41の 頂部41aと、バネ受け凹部33の操作端部38側の 出部33aとが引っ掛かっており、そのため、 勢部材12が離脱しない状態となっている。

 筆記具用クリップ1のクリップ部分を使用 する場合には、操作端部38と筒部20とを摘ん 、押さえ部35側を開き、この状態で何かを挟 んで使用する。そして、再び、操作端部38と 部20とを摘んで、挟まれた物を移動させて して離脱させ、筆記などを行う。

 なお、上記した実施形態の筆記具用クリ プ1では、連結凸部21の外面に受け部23が形 され、側片部32の内面に軸用凸部36が形成さ ているものであったが、逆の構造、すなわ 、連結凸部21の外面に軸用凸部36が形成され 、側片部32の内面に受け部23が形成されてい 構造も採用することができる。この場合、 け部23が設けられている側片部32の内面にテ パー部25が形成される。

 また、本体部材10とクリップ部材11との連 結の際に移動させる方向を、上記した実施形 態の筆記具用クリップ1とは逆にしたものも 用することができる。具体的には、テーパ 部25を、クリップ部材11の押さえ部35側の幅 広く、操作端部38側の幅が狭くなるような形 状とし、クリップ部材11を本体部材10の表面 沿わすようにしながら、クリップ部材11の押 さえ部35側から、本体部材10の連結凸部21に近 づけるようにして、本体部材10とクリップ部 11との連結を行う。

 さらに、付勢部材12には板バネを用いて るが、コイルバネなどの他のものを用いて 良い。

 例えば、本発明の第2の実施形態における 筆記具用クリップ2は、図6、図7に示されてお り、本体部材60、クリップ部材61、付勢部材12 を有している。そして、クリップ部材61の側 部32に受け部23が形成されており、本体部材 60の連結凸部21に軸用凸部36が設けられている 。

 図7に示されるように、側片部32の内面に ーパ部25が形成されており、また、連結凸 21に軸用凸部36の先端面にテーパー部36bが形 されている。そして、図6の矢印で示すよう に、クリップ部材61を本体部材60の表面に沿 すようにしながら、クリップ部材61の押さえ 部35側から操作端部38側に向かう方向に移動 せ、側片部32が本体部材60の連結凸部21に近 けるようにして行う。そして、2ヵ所の側片 32の間に連結凸部21が入り、連結凸部21の軸 凸部36を側片部32の受け部23に入れて、本体 材60とクリップ部材61との連結が完了する。

 なお、筆記具用クリップ2の本体部材60や リップ部材61の他の構造や、付勢部材12につ いては、上記した筆記具用クリップ1と同様 構造である。

 また、本発明の第3の実施形態における筆 記具用クリップ3は、図8、図9に示されており 、本体部材10、クリップ部材11、付勢部材63を 有しており、上記した第1の実施形態の筆記 用クリップ1と比べて、付勢部材63のみが異 るものである。そして、この付勢部材63は、 コイルバネが用いられているものである。

 付勢部材63は、クリップ部材11の操作端部 38付近であって、本体部材10とクリップ部材11 との間に配置されている。そして、付勢部材 63が配置された状態では、圧縮された状態と っており、押さえ部35が本体部材10に接触し た状態となっている。

 さらに、本発明の第4の実施形態における筆 記具用クリップ4は、図10、図11に示されてお 、本体部材70、クリップ部材71、付勢部材63 有している。そして、上記した第3の実施形 態の筆記具用クリップ3と比べて、テーパー 25やテーパー部36bの位置が異なっているもの である。
 具体的には、本実施形態のテーパー部25は クリップ部材11の操作端部38側の幅が狭く、 さえ部35側の幅が拡がるような形状となっ おり、軸用凸部36の先端面のテーパー部36bは 、テーパー部25に合わせて形成されている。

 そして、本体部材70とクリップ部材71との 連結は、図10の矢印で示すように、クリップ 材71を本体部材70の表面に沿わすようにしな がら、クリップ部材71の操作端部38側から押 え部35側に向かう方向に移動させ、側片部32 本体部材10の連結凸部21に近づけるようにし て行う。そして、2ヵ所の側片部32の間に連結 凸部21が入り、側片部32の軸用凸部36を連結凸 部21の受け部23に入れて、本体部材10とクリッ プ部材11との連結が行われる。