Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
METHOD AND APPARATUS FOR POWER SUPPLY CONTROL
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/078104
Kind Code:
A1
Abstract:
When reception of a data signal is detected, a power supply control start signal is generated. After a predetermined period of time, the data signal is output to a signal processing unit. A power supply control signal for suppressing a fluctuation in power supply output voltage of the signal processing unit is generated until a processing completion signal output from the signal processing unit is received after the generation of the power supply control start signal. Alternatively, the received data signals are classified into some groups and the groups of signals are output to respective signal processing units. When an active set signal related to any group is received and a plurality of the active set signals simultaneously become active, a power supply control start signal is generated. A power supply control signal for suppressing a fluctuation in power supply voltage of the signal processing unit is generated until any one of the active set signals becomes inactive after the generation of the power supply control start signal.

Inventors:
HANDA SHIGEO (JP)
TATENO YASUSHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/074444
Publication Date:
June 25, 2009
Filing Date:
December 19, 2007
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
FUJITSU LTD (JP)
HANDA SHIGEO (JP)
TATENO YASUSHI (JP)
International Classes:
H04L12/66; G06F1/32; H02M3/00
Foreign References:
JP2005190483A2005-07-14
JP2006157662A2006-06-15
JP2006344162A2006-12-21
Other References:
KIMIHIRO YAMAKOSHI ET AL.: "A large throughput Switch Architecture for IP packet using WDM link", IEICE TECHNICAL REPORT VOL.100, vol. 100, no. 495, 7 December 2000 (2000-12-07), pages 13 - 18
Attorney, Agent or Firm:
MOIZUMI, Shuji (3-24-21 TakanawaMinato-k, Tokyo 74, JP)
Download PDF:
Claims:
 データ信号の受信を検出したとき電源制御開始信号を発生すると共に一定時間後に信号処理部へ該データ信号を出力する第1ステップと、
 該電源制御開始信号が発生してから該信号処理部から処理完了信号を受けるまで、該信号処理部の電源の出力電圧変動を抑制するための電源制御信号を発生する第2ステップと、
 を備えたことを特徴とする電源制御方法。
請求項1において、
 受信したデータ信号を種類別に分離して各々の信号処理部に出力する第1ステップと、
 該種類別の有効設定信号を受けると共に該有効設定信号が重複して有効になったとき、電源制御開始信号を発生する第2ステップと、
 該電源制御開始信号が発生してから、今まで有効であった該有効設定信号の一つが無効になるまで、該信号処理部の電源の電圧変動を抑制するための電源制御信号を発生する第3ステップと、
 を備えたことを特徴とする電源制御方法。
請求項1又は2において、
 該電源制御信号が、該電源のスイッチング周波数を増大させる信号であることを特徴とする電源制御方法。
請求項1又は2において、
 該電源制御信号が、該電源の出力電圧を増大させる信号であることを特徴とする電源制御方法。
請求項2において、
 該有効設定信号が、無効になったとき対応する該信号処理部の動作停止を行うことを特徴とする電源制御方法。
請求項2において、
 各信号処理部の出力信号が、該有効設定信号の組合せに基づいて選択されることを特徴とした電源制御方法。
請求項2において、
 該データ信号が、SONET信号又はパケット信号であることを特徴とした電源制御方法。
 データ信号の受信を検出したとき電源制御開始信号を発生すると共に一定時間後に信号処理部へ該データ信号を出力する第1部と、
 該電源制御開始信号が発生してから該信号処理部から処理完了信号を受けるまで、該信号処理部の電源の出力電圧変動を抑制するための電源制御信号を発生する第2部と、
 を備えたことを特徴とする電源制御装置。
請求項8において、
 受信したデータ信号を種類別に分離して各々の信号処理部に出力する第1部と、
 該種類別の有効設定信号を受けると共に該有効設定信号が重複して有効になったとき、電源制御開始信号を発生する第2部と、
 該電源制御開始信号が発生してから、今まで有効であった該有効設定信号の一つが無効になるまで、該信号処理部の電源の電圧変動を抑制するための電源制御信号を発生する第3部と、
 を備えたことを特徴とする電源制御装置。
請求項8又は9において、
 該電源制御信号が、該電源のスイッチング周波数を増大させる信号であることを特徴とする電源制御装置。
請求項8又は9において、
 該電源制御信号が、該電源の出力電圧を増大させる信号であることを特徴とする電源制御装置。
請求項9において、
 該有効設定信号が、無効になったとき対応する該信号処理部の動作停止を行うことを特徴とする電源制御装置。
請求項9において、
 各信号処理部の出力信号が、該有効設定信号の組合せに基づいて選択されることを特徴とした電源制御装置。
請求項9において、
 該データ信号が、SONET信号又はパケット信号であることを特徴とした電源制御装置。
Description:
電源制御方法及び装置

 本発明は、電源制御方法及び装置に関し 特に信号処理部に対する電源電圧の制御方 及び装置に関するものである。

 光伝送装置、サーバシステム、高性能パ コン等のIT(information technology)装置において 、近年のインターネット/イントラネット等 の急速な普及に伴って高機能化、高性能化( 容量化、高速化)が押し進められている。こ に伴って、当該装置を構成するハードウェ 、特にFPGA(Field Programmable Gate Array)、L2/L3(la yer2/layer3)スイッチ、CPU、DSP等の回路ユニット (デバイス)において、低電圧/大電流化が急速 に進められている。また、通信するデータの 種類についても大容量のパケットデータであ る1GbEや10GbE等のデータによる通信も主流にな りつつある。

 このため、これらのハードウェアを駆動す 給電部(ユニット)においても、高効率、高 度、及び高速応答といった高性能化が要求 れている。
 図12に光伝送装置の一例を示す。この内の 伝送装置100_1は、外部装置200_1~200_nからの光 号を光インタフェース盤101_1~101_nで電気信 に変換して、SONET信号又はパケット信号処理 を行い、スイッチ盤102に送ってスイッチング を行い、光インタフェース盤101_mでスイッチ 102からの電気信号をSONET/パケット信号処理 光信号に変換して対向する光伝送装置100_2 送信する送信機能と、この逆方向の受信機 とを有している。また、監視・制御盤104か 光インタフェース盤101_1~101_n,100_m(以下、符 101で総称することがある。)及びスイッチ盤1 02に対してSONET/パケット信号等に対する各種 定・変更が行われる。

 図12に示した光インタフェース盤101の具 例を図13(1)及び(2)に示す。ここではイーサユ ニットとして示されている。このイーサユニ ット101は、GbE光信号OSを電気信号に変換するS FP(Small Form factor Pluggable)処理モジュール21及 び、その後段の物理層処理を行うPHY(Physical) 理モジュール22、並びにFPGA23で構成され、FPG A23では、GbE光信号の信号処理を実施する。

 通常信号が入力した場合は、同図(1)に示 ように、SFP処理モジュール21→PHY処理モジ ール22→PCS(Physical Coding Sublayer)処理部232→ 択部235→MAC(Media Access Control)処理部236の順 信号が処理されて行き、パケットバッファ23 7から出力されるが、信号が入力されない場 には、同図(2)に示すように、MAC処理部236以 の信号処理部が動作しない。すなわち、信 が入力しない場合には、アイドルパターン 成部231からのアイドルパターンを選択部235 選択し、MAC処理部236以降にアイドルパター の回路処理を実施させる。

 このことにより、信号が入力しない状態で アイドルパターンを信号処理させ、以て常 電流を消費させた状態にしておき、急速な 号入力によって消費電力の増加による光イ タフェース盤101内の電源(図示せず。)の出 電圧の降下を防止していた。
 なお、リンギングチョークコンバータ(RCC) 式のスイッチング電源回路に、発振周波数 抑える発振周波数抑制回路と、この発振周 数抑制回路の動作を開始または停止させる 作切替回路とを設け、動作切替回路の信号 圧の印加により、軽負荷時には発振周波数 制回路の動作をオンにし、重負荷時には発 周波数抑制回路の動作をオフにして、通常 リンギングチョークコンバータ発振動作を わせるスイッチング電源がある(例えば特許 献1参照。)。

特開平9-47023号公報

 図13に示した従来の光インタフェース盤(イ サユニット)では、パケット等の急速な信号 入力によって消費電力が増加することに伴う 電源電圧の降下を防ぐため、信号が入力して いない状態でも、アイドルパターンの信号を 回路に与えて、常に電流を消費させていたの で、無駄な消費電力を発生させていた。
 従って本発明は、信号処理部に対する電源 圧の制御を行う方法及び装置において、消 電力の低減を図ることを目的とする。

 上記の目的を達成するため、本電源制御 法(又は装置)は、データ信号の受信を検出 たとき電源制御開始信号を発生すると共に 定時間後に信号処理部へ該データ信号を出 する第1ステップ(又は第1部)と、該電源制御 始信号が発生してから該信号処理部から処 完了信号を受けるまで、該信号処理部の電 の出力電圧変動を抑制するための電源制御 号を発生する第2ステップ(又は第2部)と、を 備える。

 また、本電源制御方法(又は装置)は、受 したデータ信号を種類別に分離して各々の 号処理部に出力する第1ステップ(又は第1部) 、該種類別の有効設定信号を受けると共に 有効設定信号が重複して有効になったとき 電源制御開始信号を発生する第2ステップ( は第2部)と、該電源制御開始信号が発生して から、今まで有効であった該有効設定信号の 一つが無効になるまで、該信号処理部の電源 の電圧変動を抑制するための電源制御信号を 発生する第3ステップ(又は第3部)と、を備え 。

 ここで、上記の電源制御信号は、例えば、 電源のスイッチング周波数、又は該電源の 力電圧を増大させるための信号である。
 また、上記の有効設定信号は、無効になっ とき対応する該信号処理部の動作停止を行 ものである。
 また、各信号処理部の出力信号は、該有効 定信号の組合せに基づいて選択されるもの ある。

 上記のデータ信号は、例えばSONET信号又は ケット信号である。
  概念説明:図1
 図1は本発明に係る電源制御方法及び装置を 実現する信号受信部1の基本構成を示し、こ 信号受信部1は、受信データ判定部2とデータ バッファ部3と電源制御部4とで構成され、給 部5及びこの給電部5から電力供給を受けて 路動作を行う信号処理部6に接続されている

 信号受信部1内の受信データ判定部2では 受信した入力データの有効/無効を判定し、 効データと判定したデータ信号S1のみをデ タバッファ部3に出力し、かつ受信データ判 部2では電源制御開始信号S3を電源制御部4に 出力する。電源制御部4では電源制御開始信 S3を受けると、データバッファ部3からデー 信号S2が出力される前のタイミングで、給電 部5に電源制御信号S5を出力する。

 この電源制御信号S5は、信号処理部6が信 処理を行う際の給電部5から供給される電源 電圧SPの変動を抑制するための信号で、例え 、給電部5のスイッチング周波数又は出力電 圧を増大させるように働く。信号処理部6は 処理完了時に処理完了信号S4を発生して電源 制御部4に与える。電源制御部4は電源制御信 S5により、給電部5の制御状態(スイッチング 周波数又は出力電圧)を元の状態に戻す。

 このようにして、信号処理部6にデータ信 号S2が入力して、信号処理部6における消費電 力の増大に伴う給電部5の電源電圧PSの低下を 事前に予期し、給電部5の電源電圧PSの低下を 生じさせることなく電力供給を行うことがで きる。

 従来のパケット等の信号処理部では、急速 信号入力によって消費電力の増加による電 電圧降下を防ぐため、信号が入力しない状 でもアイドルパターンの信号を入力して、 に電流を消費させておくことにより急速な 号入力時にも消費電流の増加分を少なくす ことにより、電源電圧の降下を防いでいた
 本発明は、従来技術による、アイドルパタ ンの信号を信号処理部で発生させて常に電 を消費させる必要無く、電源を制御するこ により目的とする信号処理部の電源電圧の 下を防ぎ、消費電力の改善を図ることがで る。

  ・実施例[1]:図1~図3
 図2は、本発明に係る電源制御方法及び装置 の実施例[1]を示す。この実施例は、図13に示 た光インタフェース盤(イーサユニット)101 適用したもので、特に図1に示す信号受信部1 としてPHY処理モジュール22を適用し、信号処 部6としてASSP/FPGA23内に設けたパケット信号 理部6を適用している。パケット信号処理部 6は、ASSP/FPGA23に、給電部(OBP/POL:On Board Powerun it/Point Of Load)5から電力供給を受けて回路動 を行う。給電部5は、スイッチング周波数制 御型の例えばDC-DCコンバータである。なお、 ケット信号の代わりにSONET信号等を用いて よい。

 上記の実施例[1]の動作を、図3に示すタイム チャートを参照して以下に説明する。
 まず、GbE光信号OSとして入力される正常パ ット(1)が受信パケット判定部2で正常パケッ と判定されると、受信パケット判定部2から データ信号S1として、データバッファ部3に正 常パケット(1)が与えられ、これと同時にパル ス状の電源制御開始信号S3を電源制御部4に出 力する。データバッファ3は、図示のように 定時間βが経過した時点で正常パケット(1)の データ信号S2をパケット信号処理部6へ送る。

 電源制御部4は、電源制御開始信号S3を入 すると、給電部5のスイッチング制御端子Tsw に与える電源制御信号S5を“H”レベルに立ち 上げる。このとき、電源制御信号S5は“H”レ ベルに保持される。“H”レベルの電源制御 号S5を入力した給電部5は、電源電圧PS(直流) 出力するときの内部的なスイッチング周波 、例えばDC-DCコンバータのスイッチング周 数を上昇させる。

 スイッチング周波数の上昇後に実際に供給 る給電部5のスイッチング周波数が上昇する までに一定の過渡時間αがかかる。この過渡 間αと、データバッファ部3に入力した正常 ケット(1)がデータバッファ部3から出力され るまでのβ時間との関係は、β>αに設定さ ている。
 従って、正常パケット(1)がパケット信号処 部6に入力するまでには、パケット信号処理 部6に供給されている給電部5のスイッチング 波数が高速となっているため、パケット信 処理部6で正常パケット(1)による急激な消費 電流が発生しても、電源電圧PSには正常動作 支障をきたすほどの電圧降下が発生しない

 その後、パケット信号処理部6でパケット 信号処理が終了すると、パケット信号処理部 6から電源制御部4にパルス状の処理完了信号S 4が出力される。電源制御部4では処理完了信 S4を入力すると、電源制御信号S5を“L”に ち上げる。“L”レベルに変化した電源制御 号S5をスイッチング制御端子Tswに入力した 電部5は、電源電圧PSを出力するときのDC-DCコ ンバータのスイッチング周波数を通常設定に 戻す。この時点から一定の過渡時間αが経過 てスイッチング周波数が通常に戻る。

 また、GbE光信号OSとして異常パケット(2)が 力した場合には、受信パケット判定部2で異 パケットと判定されて破棄され、データバ ファ部3には入力されない。その後、再び正 常パケット(3)が入力すると、正常パケット(1) と同じ処理が実行される。
 図4にスイッチング周波数を上げた場合の効 果例を示す。
 給電部5のスイッチング周波数が通常の時に 、パケット処理を開始(時点t1)すると、同図(1 )に示すように、10Aだった消費電流が12Aに急 する。このように消費電流が急変すると、 電部5の応答が追従できずに電源電圧PSが降 する。この場合、同図(2)に示すように、+3.3V だった電圧が、電源監視電圧の閾値である+2. 8V以下に降下(時点t3)して電圧異常(アラーム 生)となる。

 これに対して、同図(3)に示すように、ス ッチング周波数を時点t2で2倍に変更した後 パケット処理を開始(時点t1)すると、10Aだっ た消費電流が12Aに急増しても、給電部5のス ッチング周波数が2倍になっている為、同図( 4)に示す本発明のように、消費電流が急変し も給電部5の応答が追従でき、電源監視電圧 の閾値である+2.8V以下まで降下せず電圧異常 ならずに、時点t3で復旧することが分かる

  ・実施例[2]:図5~図7
 図5は本発明の実施例[2]を示す。この実施例 [2]と実施例[1]との違いは、実施例[1]が給電部 5のスイッチング周波数を制御していたのに し、実施例[2]では、給電部5の電圧制御を行 ている点である。
 この実施例[2]の動作タイムチャートが図6に 示されている。

 このタイムチャートにおいても、実施例[2] 実施例[1]と異なる点は、給電部5の制御をス イッチング周波数制御ではなく、出力電圧制 御を用いている点である。
 図7に給電部5の電源電圧PSを上げた場合の効 果例を示す。
 電源電圧PSが通常時に、パケット処理を開 (時点t1)すると、同図(1)に示すように、10Aだ た消費電流が12Aに急増したとき、給電部5の 応答が追従できずに電源電圧PSが降下する。 の場合、同図(2)に示すように、+3.3Vだった 圧が、電源監視電圧の閾値である+2.8V以下ま で降下して電圧異常となる。

 一方、同図(3)に示すように、10Aだった消費 流が12Aに急増しても、同図(4)に示す如く本 明では給電部5の電源電圧を上昇させている ため、消費電流の急変でも、電源監視電圧の 閾値である+2.8V以下まで降下しないため、電 異常とならないことが分かる。
  ・実施例[3]:図8及び図9
 図8は本発明の実施例[3]を示す。この実施例 [3]は、データ信号としてSONET信号(フレーム) パケット(IPパケット)を選択的に使用するた 、図2に示した実施例[1]において、信号処理 部としてパケット信号処理部6_1及びSONET信号 理部6_2をそれぞれASSP/FPGA23_1及び23_2に設け 給電部5に共通接続している。また、監視・ 御部30が設けられており、PHY処理モジュー 22には、この監視・制御部30と電源制御部4と の間に設定判定部7を設けたものである。な 、CDR8は受信信号からクロック再生したSONET 号S2_2を生成するために設けてあり、パケッ 信号に関しては、受信パケット判定部2が設 けられているだけで、実施例[1]で使用したデ ータバッファ部3は使用しない。

 すなわち、監視・制御部30からのパケッ 有効設定信号S11をパケット信号処理部6_1と 定判定部7に出力し、これを受信したパケッ 信号処理部6_1は、パケット有効設定信号S11 よって回路の動作および動作停止を行う。 た同様に、監視・制御部30からのSONET有効設 定信号S12をSONET信号処理部6_2と設定判定部7に 出力し、これを受信したSONET信号処理部6_2は SONET有効設定信号S12によって回路の動作及 動作停止を行う。

 また監視・制御部30は組合せ回路24にも接続 されており、組合せ回路24は信号処理部6_1及 6_2の出力の一方をセレクタ25を介して選択 る様に接続されている。
 設定判定部7では、SONET有効設定信号S12とパ ット有効設定信号S11により、電源制御開始 号S15と処理完了信号S16を電源制御部4に出力 し、これらの信号に基づき電源制御部4は電 制御信号S5を給電部5のスイッチング制御端 Tswに出力し、給電部5では電源電圧PSを発生 るための内部のDC-DCコンバータのスイッチン グ周波数を制御することにより、SONET有効設 信号S12とパケット有効設定信号S11の両方の 定が有効となって、SONET信号処理部6_2とパ ット信号処理部6_1の両方が動作する状態に った場合にも、スイッチング周波数を高速 設定して、電源電圧PSの低下を生じさせるこ となく電力供給を行うことが可能となる。

 そして、信号処理部6_1, 6_2の出力信号は、 効設定信号S11,S12を入力する組合せ回路24の ルゴリズムによりセレクタ25が制御される とにより、一方の信号が出力されるように っている。
 図9には、この実施例[3]の動作タイムチャー トが示されており、以下、このタイムチャー トを参照して図8の実施例[3]の動作を説明す 。

 監視・制御部30からのパケット有効設定 号S11が“H”レベルでパケット信号処理部6_1 正常動作している状態において、SONET有効 定信号S12によりSONET信号処理部6_2が停止状態 になっている場合には、電源制御信号S5=“L レベルとなっており、給電部5のスイッチン 周波数は通常状態となっている。なお、有 設定信号S11とS12の関係が逆であっても以下 説明は同様に適用される。

 その後、SONET信号処理部6_2を動作させてSONET 信号処理に切り替える為には、SONET信号処理 6_2の初期設定をする必要があり、その初期 定の間はパケット有効設定信号S11=“H”レ ルでかつSONET有効設定信号S12=“H”レベルの 複有効状態(準備状態)が必要となる。
 パケット有効設定信号S11=“H”レベルでか SONET有効設定信号S12=“H”レベルとなったと 、設定判定部7からパルス状の電源制御開始 信号S15が出力され、これを受けた電源制御部 4では電源制御開始信号S15が“H”レベルとな と、給電部5のスイッチング制御端子Tswに与 えられる電源制御信号S5を“H”レベルに立ち 上げる。電源制御信号S5=“H”レベルとなる 、給電部5は電源電圧PSを出力するためのス ッチング周波数を高速に変更する。

 その後、SONET信号処理部6_2の初期設定が 了し、SONET信号処理部6_2が正常動作となるが 、パケット信号処理部6_1も正常動作となって いるため、その後両方の回路が正常動作とな り急激な入力信号の増加に伴って消費電流が 増加しても、給電部5の出力電圧PSは電源のス イッチング周波数が高速となっているため、 給電部5が追従でき、給電部5が供給している 源電圧PSは正常動作に支障をきたすほどの 圧降下が発生しない。

 その後、SONET信号処理部6_2が正常動作と った為、監視・制御部30からのパケット有効 設定信号S11が“L”レベル(無効)となり、パケ ット信号処理部6_1を動作停止状態にすると共 に、設定判定部7からパルス状の処理完了信 S16が出力される。電源制御部4では処理完了 号S16を入力すると、給電部5のスイッチング 制御端子Tswに電源制御信号S5を出力する。電 制御信号S5を入力した給電部5は電源電圧PS 供給する電源のスイッチング周波数を通常 定に戻し、供給する電源のスイッチング周 数を通常状態に戻す。

 組合せ回路24は、有効設定信号S11=“H”でS12 =“L”のときは、パケット信号処理部6_1の出 S13を選択し、有効設定信号S11=“L”でS12=“H ”のとき、SONET信号信号処理部6_2の出力S14を 択するようにセレクタ25を制御する。
  ・実施例[4]:図108及び図11
 図10は本発明の実施例[4]を示す。この実施 [4]と実施例[3]との関係は、上記の実施例[1] 実施例[2]との関係と同様である。

 すなわち、実施例[3]では給電部5のスイッチ ング周波数を制御していたが、この実施例[4] では、給電部5の電圧制御を行っており、給 部5の出力電圧を高く設定しておくことによ て正常動作に支障をきたすほどの電圧降下 防いでいる。
 この実施例[4]の動作タイムチャートが図11 示されており、実施例[3]のタイムチャート は給電部5のスイッチング周波数制御を実施 ていたが、この実施例[4]のタイムチャート は給電部5の電圧制御を行っている様子が示 されている。

 なお、本発明は、上記実施例によって限 されるものではなく、特許請求の範囲の記 に基づき、当業者によって種々の変更が可 なことは明らかである。すなわち上記の実 例では、データ信号としてSONET信号とパケ ト信号の二種類を例示したが、三つ以上の ータ信号を用いた場合でも、その内の二つ データ信号が上記の関係にあれば、同様に 用可能である。また、二つのデータ信号が 期状態から入力されるときの状態は示して ないが、この場合は、上記実施例[1]を適用 てデータバッファ部を利用することが好ま い。

本発明に係る電源制御方法及び装置の 本構成を示したブロック図である。 本発明に係る電源制御方法及び装置の 施例[1]を示したブロック図である。 本発明の実施例[1]の動作を示すタイム ャート図である。 本発明の実施例[1]の効果を説明するた の波形図である。 本発明に係る電源制御方法及び装置の 施例[2]を示したブロック図である。 本発明の実施例[2]の動作を示すタイム ャート図である。 本発明の実施例[2]の効果を説明するた の波形図である。 本発明に係る電源制御方法及び装置の 施例[3]を示したブロック図である。 本発明の実施例[3]の動作を示すタイム ャート図である。 本発明に係る電源制御方法及び装置の 実施例[4]を示したブロック図である。 本発明の実施例[4]の動作を示すタイム チャート図である。 本発明が適用される光伝送装置の一般 的な構成例を示したブロック図である。 図12に示された光インタフェース盤の 般的な構成例を示したブロック図である。

符号の説明

 1 信号受信部
 2 受信データ判定部
 3 データバッファ部
 4 電源制御部
 5 給電部
 6 信号処理部
 6_1 パケット信号処理部
 6_2 SONET信号処理部
 7 設定判定部
 21 SFP処理モジュール
 22 PHY処理モジュール
 23_1, 23_2 ASSP/FPGA
 24 組合せ部
 25 セレクタ
 30 監視制御部
 OS GbE光信号
 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す