Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
STAGE APPARATUS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/028526
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a stage apparatus, which can be easily positioned at an actual installation site. Frames (25) having auxiliary base plates (21) arranged thereon are placed on carriages (22), thereby to constitute auxiliary placing tables (20a to 20d). The auxiliary base plates (21) are moved by the carriages (22), and the frames (25) are fixed on a main placing table (10) having a main base plate (11). By adjusting mechanisms (30) mounted on the auxiliary placing tables (20a to 20d), the main base plate (11) and the auxiliary base plates (21) are positioned to each other. The main placing table (10) and the auxiliary placing tables (20a to 20d) are equipped with main positioning members (16) and auxiliary positioning members (241 and 242), so that they can be so separated as can restore the positioned states. As a result, the main placing table (10) and the auxiliary placing tables (20a to 20d) can be easily positioned to each other when they are assembled after carried.

Inventors:
TANAKA YASUZO (JP)
YUYAMA JUNPEI (JP)
YAHAGI MITSURU (JP)
MINAMI HIROFUMI (JP)
TAKAHASHI MAKOTO (JP)
ITO SHINYA (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/065244
Publication Date:
March 05, 2009
Filing Date:
August 27, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
ULVAC INC (JP)
TANAKA YASUZO (JP)
YUYAMA JUNPEI (JP)
YAHAGI MITSURU (JP)
MINAMI HIROFUMI (JP)
TAKAHASHI MAKOTO (JP)
ITO SHINYA (JP)
International Classes:
H01L21/68; B05C5/00; B23Q1/00
Foreign References:
JP2004172500A2004-06-17
JPH11340692A1999-12-10
JP2008093651A2008-04-24
JPH07124831A1995-05-16
Attorney, Agent or Firm:
ISHIJIMA, Shigeo et al. (3F1-2-18, Toranomon, Minato-ku Tokyo 01, JP)
Download PDF:
Claims:
 主載置台に設けられた主ベース板と、
 副載置台に設けられ、前記主ベース板よりも小さな副ベース板とが着脱可能に水平に接続されたステージ装置であって、
 前記副載置台には、
 前記副ベース板が乗せられた台車と、
 前記台車と前記副ベース板の相対位置を変更する調整機構とが設けられたステージ装置。
 前記主載置台には主位置決め部材が設けられ、
 前記副載置台には前記主位置決め部材と接触可能な副位置決め部材が設けられ、
 前記主位置決め部材と前記主ベース板との間の位置関係と、前記副位置決め部材と前記副ベース板との間の位置関係のうち、少なくとも一方の位置関係は変更可能且つ固定可能に構成された請求項1記載のステージ装置。
 前記主位置決め部材と前記副位置決め部材が嵌合して前記主載置台に対する前記副載置台の位置が決まる請求項2記載のステージ装置。
 前記副位置決め部材が前記台車に設けられた請求項2記載のステージ装置。
 前記主載置台の前記主ベース板には主レールが設けられ、
 前記副載置台の前記副ベース板上には、前記主レールと連結される副レールが設けられた請求項1記載のステージ装置。
Description:
ステージ装置

 本発明はステージ装置の技術分野に係り 特に、分解可能なステージ装置に関する。

 図9の符号105は、従来技術のステージ装置を 示している。
 このステージ装置105は、ベース板111を有し おり、ベース板111は、裏面の四隅に配置さ た脚部112a~112dによって、床面上に載置され いる。

 ベース板111の表面上にはレール117、118が 設されており、その上には、吐出装置113が せられている。吐出装置113のベース板111に 面する面には、印刷ヘッドが配置されてい 。印刷ヘッドはタンク129に接続されており タンク129から印刷ヘッドに吐出液を供給し ベース板111上に基板107を乗せて印刷ヘッド ら吐出液を吐出すると、吐出液は基板107上 着弾する。

 吐出装置113はレール117、118上を移動可能に 成されており、図10に示すように、基板107 上方で吐出液を吐出すると、基板107表面の 望位置に吐出液を着弾させることができる  
 この吐出液は、例えば、液晶配向膜用の有 薄膜の原料や、液晶表示装置のスペーサの 散液、有機EL素子の発光層の原料等であり ステージ装置105は、大きな基板に吐出液を 出するのに用いられている。

 しかしながら、吐出対象の基板は大型の一 を辿っており、それに対応し、ステージ装 も大型化し、コストの問題や法規上の問題 ら、工場で製造したステージ装置を設置場 まで運搬することが困難になっている。
 そこで従来技術でも対策が取られており、 ース板を分割して運搬する試みが成されて る。

特開2007-73688号公報

 しかしながら、一旦分割したベース板を 置場所で組み立てる場合、位置合わせに多 な手間を要したり、組み立て精度が悪化し りし、解決が望まれている。

 上記課題を解決するため、本発明は、主載 台に設けられた主ベース板と、副載置台に けられ、前記主ベース板よりも小さな副ベ ス板とが着脱可能に水平に接続されたステ ジ装置であって、前記副載置台には、前記 ベース板が乗せられた台車と、前記台車と 記副ベース板の相対位置を変更する調整機 とが設けられたステージ装置である。
 また、本発明は、前記主載置台には主位置 め部材が設けられ、前記副載置台には前記 位置決め部材と接触可能な副位置決め部材 設けられ、前記主位置決め部材と前記主ベ ス板との間の位置関係と、前記副位置決め 材と前記副ベース板との間の位置関係のう 、少なくとも一方の位置関係は変更可能且 固定可能に構成されたステージ装置である
 また、本発明は、前記主位置決め部材と前 副位置決め部材が嵌合して前記主載置台に する前記副載置台の位置が決まるステージ 置である。
 また、本発明は、前記副位置決め部材が前 台車に設けられたステージ装置である。
 また、本発明は、前記主載置台の前記主ベ ス板には主レールが設けられ、前記副載置 の前記副ベース板上には、前記主レールと 結される副レールが設けられたステージ装 である。

 本設置場所での主ベース板と副ベース板 位置合わせ精度が向上する。

 本設置場所での作業が簡単になる。

(a):仮設置場所の主載置台を説明するた めの平面図 (b):その側面図 (a):仮設置場所の副載置台を説明するた めの平面図 (b):その側面図 仮設置場所で主載置台に対して副載置 を連結する手順を説明するための内部平面 仮設置場所又は本設置場所で連結され 主載置台と副載置台の状態を説明するため 内部平面図 (a):本発明の一例のステージ装置の平面 図  (b):その側面図 (a):そのステージ装置の動作状態を説明 するための平面図  (b):その側面図 本設置場所で副載置台を主載置台に連 する手順を説明するための平面図 本発明の他の例のステージ装置を説明 るための平面図 (a):従来技術のステージ装置の平面図(1)  (b):その側面図(1) (a):従来技術のステージ装置の平面図(2 ) (b):その側面図(2)

符号の説明

 5……ステージ装置
10……主載置台
11……主ベース板
13……吐出装置
16……主位置決め部材
20a~20f……副載置台
21、41……副ベース板
24 1 ,24 2 ……副位置決め部材
30……調整機構
33……連結部材

 図5(a)、(b)の符号5は、本発明のステージ装 を示している。同図(a)は平面図、同図(b)は 面図である。
 このステージ装置5は、主載置台10と、複数 副載置台20a~20dを有している。

 主載置台10と副載置台20a~20dは、表面が平 な主ベース板11と副ベース板21をそれぞれ有 している。主ベース板11と副ベース板21の表 は、それぞれ同じ高さで水平になるように 置されている。

 主ベース板11の平面形状は矩形であり、そ 四辺のうち、互いに平行な二辺に沿って主 ール17a,17bが敷設されている。
 副ベース板21上には、副レール18が配置され ている。

 主レール17a,17bの両端部は、副レール18の端 に接続されており、二本の副レール18と、 の間に挟まれた主レール17a又は17bによって 連続する一本のレール19a又は19bが形成され 。
 レール19a,19b上には移動可能な移動部材(こ ではガントリ)が設置され、ガントリに吐出 置13が乗せられている。

 この吐出装置13の底面部分には、印刷ヘッ (不図示)が設けられている。吐出装置13には 出液が配置されたタンク29が接続されてお 、タンク29から吐出液を供給しながら、印刷 ヘッドを動作させると、印刷ヘッドから吐出 液が吐出されるように構成されている。
 主ベース板11の主レール17a,17bの間に位置す 部分の上には、基板7が配置されている。

 吐出装置13はレール19a,19b上を走行できる うに構成されており、図6(a)、(b)に示すよう に、吐出装置13が基板7上に位置する状態で、 印刷ヘッドから吐出液が吐出されると、吐出 液は基板7表面に着弾する。吐出装置13を移動 させると、基板7表面の所望位置に吐出液を 弾させることができる。

 このステージ装置5は、基板7への吐出作 が行なわれる本設置場所に配置されるが、 ベース板11が大きいため、図5、6に示したよ に、副載置台20a~20dを主載置台10に連結し、 ベース板11と副ベース板21を組み立てた状態 では、ステージ装置5を製造する際に組み立 た仮設置場所から本設置場所に搬送するこ ができない。

 本発明のステージ装置5は、主載置台10に して副載置台20a~20dが着脱可能に構成されて おり、下記のように、仮設置場所で位置合わ せをした後分離させ、仮設置場所から本設置 場所に搬送し、本設置場所にて位置合わせを した状態を復元し、主ベース板11と副ベース 21とを接続する。

 図1(a)は、本設置場所ではなく、仮設置場所 に置かれた状態の主載置台10の平面図を示し おり、同図(b)はその主載置台10の側面図を している。
 主ベース板11の裏面の四隅付近には脚部12a~1 2dが配置されている。

 同図(a)(及び後述する図3(a)、図4(a))では、 主ベース板11と主レール17a,17bを二点鎖線で示 し、脚部12a~12dを実線で示している。脚部12a~1 2dは主ベース板11の裏面に固定されている。

 次に、図2(a)は副載置台20a~20dの平面図、同 (b)はその側面図である。
 副載置台20a~20dはそれぞれ台車22を有してお 、副ベース板21は台車22上に乗せられている 。
 台車22には複数の搬送車輪23が設けられてい る。ここでは、台車22は台座27を有しており 搬送車輪23は、台座27の底面の四カ所に設け れている。

 主ベース板11と副ベース板21は、長方形又 は正方形形状である。副ベース板21は主ベー 板11の半分以下の大きさにされており、副 ース板21は、主ベース板11の両脇に、片側二 ずつ接続できる。

 搬送車輪23は、副ベース板21が主ベース板 11に接続される部分を先頭にして少なくとも 進と後進ができる向きに設けられており、 送車輪23を床に接地し、前進方向、又は後 方向に向けて力を加えると、搬送車輪23が回 転して副載置台20a~20dは力を加えた方向に床 を走行する。

 台座27上には、ローラと回転軸から成る副 置決め部材24 1 ,24 2 が一乃至複数個設けられている。
 ここでは副位置決め部材24 1 ,24 2 は二個設けられており、台座27上の、副載置 20a~20dの前進方向先頭には、進行する向きの 両側位置に互いに離間して配置されている。

 脚部12a~12dは、床面に接触し、主ベース板 11を支持する支持部15と、支持部15の外周側面 に設けられた板状の主位置決め部材16とを有 ている。主位置決め部材16は床面から一定 離だけ上方に配置されており、主位置決め 材16と床面との間には隙間が形成されている 。

 副位置決め部材は24 1 ,24 2 は、台座27に対して移動と固定が可能に構成 れており、予め、副位置決め部材24 1 ,24 2 間の距離を大きくしておき、図3の副載置台20 bのように、主レール17a又は17bと副レール18が 一直線になるように、副載置台20bの先頭の部 分を脚部12bに向け、前進させると、同図の副 載置台20aのように、台座27は主位置決め部材1 6と床面との間に挿入される。

 主位置決め部材16は、脚部12a~12dの側面のう 、主レール17a,17bと平行な側面に配置されて いる。
 主位置決め部材16は、副位置決め部材24 1 ,24 2 と同じ高さに配置されているが、副位置決め 部材24 1 ,24 2 の間隔は、予め、主位置決め部材16の幅より 広くされており、台座27は、副位置決め部 24 1 ,24 2 と主位置決め部材16が接触せずに、主位置決 部材16の下に挿入され、同図の副載置台20b ように、副ベース板21と主ベース板11とが接 される。
 この状態では、主ベース板11と副ベース板21 の間の理想的な位置関係からの誤差は大きい 。

 副載置台20a~20dには、副ベース板21の高さと 傾きと、水平方向の位置と向きを変更でき 調整機構30が設けられている。
 この調整機構30は、副ベース板21の高さ、傾 き、水平面内の位置、及び向きを、概略変更 できる粗調整機構31と、粗調整機構31よりも 密に変更できる微調整機構32を有している。

 粗調整機構31は、微調整機構32よりも、副 ベース板21の高さと、傾きと、水平方向の位 を大きく変更できるように構成されており 先ず、副載置台20a~20d毎に、粗調整機構31に って主ベース板11に対する副ベース板21の概 略の位置合わせを行なう。

 仮設置場所の床面は水平であり、主ベー 板11は、主載置台10に設けられた主調整機構 (不図示)によって予め表面が水平にされてい ものとすると、粗調整機構31により、副ベ ス板21は、主ベース板11の表面と略同じ高さ 水平にされると共に、主ベース板11との相 的な位置と向きが粗調整され、概略の位置 わせがされる。

 次に、粗調整機構31(の粗調整ネジ等)を固定 し、粗調整がされた副ベース板21と主ベース 11の相対位置が変化しないようにしながら 副位置決め部材24 1 ,24 2 を移動させ、主位置決め部材16に接触させた 態で、台座27に固定すると、副位置決め部 24 1 ,24 2 によって、主位置決め部材16は挟まれる。
 これにより、粗調整がされた状態での主載 台10と副載置台20a~20dとの間の位置関係が決 される。

 支持部15は、主ベース板11の外周よりも内側 に位置しており、主位置決め部材16は、主ベ ス板11の外周から遠い部分が幅広で、主ベ ス板11の外周に近い方が幅狭に形成されてお り、副位置決め部材24 1 ,24 2 で主位置決め部材16を挟んだ状態では、副載 台20a~20dは、主ベース板11の外側方向に移動 きるが(後退方向)、脚部12a~12dに対して前進 左右方向にも移動できなくなる。

 このため、粗調整機構31の固定や、副位置 め部材24 1 、24 2 の台座27に対する固定を解除しなければ、副 置台20a~20dを主載置台10から分離しても、副 置決め部材24 1 、24 2 によって主位置決め部材16が分離前と同様に まれるように、副載置台20a~20dを移動させる と粗調整された状態を容易に再現することが できる。

 台座27と副ベース板21の間には、架台25が 置されている。副ベース板21は、架台25に固 定されている。この架台25には連結部材33が けられており、この連結部材33によって架台 25を脚部12a~12dに固定すると、主ベース板11と ベース板21とは、粗調整がされた状態で、 台25と脚部12a~12dを介して、相対的な位置が 定される。

 次いで、微調整機構32によって、副ベー 板21の高さ、傾き、水平方向の位置と向きを 調整し、副ベース板21の主ベース板11に対す 位置を、副載置台20a~20d毎に微調整する。

 以上の手順により、副ベース板21と主ベ ス板11とは位置合わせがされた状態になり、 主レール17a,17bの両端に、副レール18が真っ直 ぐに接続され、直線状のレール19a,19bが得ら る。

 このような仮組立を仮設置場所で行なっ 後、連結部材33を取り外し、主載置台10と副 載置台20a~20dの間の連結を解除し、副載置台20 a~20dを後退させ、主載置台10と副載置台20a~20d 分離すると、別々に搬送できる状態になる

 このとき、副位置決め部材24 1 ,24 2 の台座27への固定は解除せず、副位置決め部 24 1 ,24 2 間の距離は変更しない。また、粗調整機構31 微調整機構32の粗動ネジや微動ネジも固定 、粗調整と微調整がされた状態が変化しな ようにしておく。
 主載置台10と副載置台20a~20dはそれぞれ車両 に搭載し、陸路や海路等によって本設置場 まで搬送し、先ず、主載置台10を本設置場 の所定位置に配置する。

 次いで、副載置台20a~20dを脚部12a~12dに向 て配置し、図7に示すように、各副載置台20a~ 20dを、仮設置場所で組み立てられた状態が復 元できるようにして副載置台20a~20dを脚部12a~1 2dに向けてそれぞれ前進させる。

 主位置決め部材16の幅は、副載置台20a~20dの 行方向の奥方向に向かって拡がっているか 、各副載置台20a~20dの台座27が主位置決め部 16の下に入ると、副位置決め部材24 1 ,24 2 の間に主位置決め部材16が挿入され、副位置 め部材24 1 ,24 2 と主位置決め部材16とが接触すると、副載置 20a~20dの前進が停止する。

 この状態は、図4に示した状態と同じであ り、副載置台20a~20dの架台25と主載置台10の脚 12a~12dとの間を連結部材33で連結固定し、脚 12a~12dに対して台座27を固定する。

 仮設置場所と本設置場所の床面が水平であ 、副位置決め部材24 1 ,24 2 と主位置決め部材16とが、仮設置場所で接触 ていた位置と同じ位置で接触している場合 は、副載置台20a~20dと主載置台10との仮組立 所での位置関係が復元される。
 即ち、副ベース板21と主ベース板11は、粗調 整と微調整がされた状態と同じになる。

 しかし、副載置台20a~20dと主載置台10との間 連結を一旦解除し、副載置台20a~20dと主載置 台10を分離して搬送したため、搬送時の振動 温度変化等により、小さな位置合わせ誤差 発生している場合がある。また、設置場所 誤差がある場合があるし、本設置場所で主 ース板11表面を水平に設定し直した場合も 位置合わせ誤差が発生する。
 この位置合わせ誤差は、微調整誤差と同程 の大きさであり、粗調整がされた状態は維 されている。この為、再度調整する場合で 調整量が少なく迅速に調整できる。

 従って、主ベース板11の表面を水平にした 、微調整機構32によって、副載置台20a~20dの 下方向の高さ、傾きと、水平方向の位置と きを微調整すると、副ベース板21の主ベース 板11に対する位置が変更され、位置合わせ誤 E 4 が小さくなり、主ベース板11と副ベース板21 位置合わせ誤差を、搬送前の微調整誤差E 3 と同程度の大きさにすることができる。

 図5(a)、(b)は、以上の手順によって本設置 場所に組み立てたステージ装置5の平面図と 面図であり、主ベース板11上の主レール17a,17 bと副ベース板21上の副レール18とが直線状に 続され、レール19a,19bが真っ直ぐに敷設され る。

 同図では、吐出装置13は主載置台10の外側 位置の副載置台20b,20c上に位置しており、こ 位置では、印刷ヘッドのクリーニング等を なうことができる。また吐出装置13が基板上 にないので、主載置台10上の基板7を交換する ことができる。

 主ベース板11と副ベース板21との間の位置 合わせの精度が高いため、図6(a)、(b)に示す うに、吐出装置13を、副載置台20a~20d上と、 載置台10上の間で移動させても、振動が発生 することはない。

 架台25は台車22から分離可能であり、架台 25が連結部材33によって脚部12a~12dに固定され いると、同図(b)に示すように、台車22を架 25の下から抜き去っても、副ベース板21は、 ベース板11に対して固定された状態である

 以上説明したように、本発明によれば、 設置場所で副載置台20a~20dと主載置台10を組 立てる前に、予め、当該ステージ装置5を製 造した工場内等の仮設置場所に於いて、副ベ ース板21と主ベース板11とを位置合わせをし 後、その状態が復元できるように分離させ 搬送し、本設置場所で組み立てることがで る。

 なお、組み立てに用いる連結部材33は、 載置台20a~20dに設けてもよいし、主載置台10 設けてもよい。また、副載置台20a~20dと主載 台10の両方から取り外せるようにしてもよ 。

 上記実施例では、主位置決め部材16を板状 部材で構成し、副位置決め部材24 1 ,24 2 を、その側面に接触するローラで構成したが 、それに限定されるものではなく、副ベース 板21と主ベース板11との相対的な位置関係を 現できる部材であればよい。主位置決め部 をロールで構成し、副位置決め部材を板状 材で構成することもできる。

 また、上記実施例では、主位置決め部材16 、脚部12a~12d内で固定されており、主位置決 部材16と主ベース板11の間の位置関係は固定 されており、他方、副位置決め部材24 1 ,24 2 が台座27に対して移動及び固定が可能に構成 れていたが、それとは逆に、副位置決め部 24 1 ,24 2 と副ベース板21の位置関係が固定され、主位 決め部材16と主ベース板11との間の相対位置 を変更及び固定が可能にしてもよい。この場 合、粗調整後、連結部材33で固定した後、主 置決め部材16を移動させて副位置決め部材24 1 ,24 2 と接触させ、主位置決め部材16の主ベース板1 1に対する位置を固定してもよい。

 更にまた、上記実施例では、副ベース板21 それぞれ有する4台の副載置台20a~20dを、4台 脚部12a~12dにそれぞれ1台ずつ連結したが、図 8に示すように、二本の副レール18 1 、18 2 が設けられた幅広の副ベース板41を有する副 置台20e,20fと、当該副載置台20e,20fが二個の 部12a~12dに対して連結される主載置台10とで み立てられるステージ装置も本発明に含ま る。

 この場合も、予め仮設置場所で副載置台2 0e,20fの副ベース板41と主載置台10の主ベース 11とを調整機構30によって位置合わせしてお 、その状態が維持されるようにして分離し 搬送した後、本設置場所で位置合わせを復 することができる。本設置場所で、調整機 30によって微調整してもよい。

 また、上記実施例では、本発明のステージ 置5の主及び副載置台10、20a~20d上には、吐出 装置13が配置され、インクジェット装置とし 用いられていたが、本発明はそれに限定さ るものではなく、本発明のステージ装置5に レーザ照射装置を配置し、加熱装置、検査装 置、又は露光装置として用いることもできる し、基板位置合わせ装置を配置し、アライナ ーとして用いることもできる。
 要するに、本発明のステージ装置5は、イン クジェット装置に限定されるものではない。
 また、レール19a,19b上には移動可能な移動部 材はガントリに限定されず、例えば、基板等 の処理対象物が載置される載置台であっても よい。




 
Previous Patent: STAGE APPARATUS ASSEMBLING METHOD

Next Patent: STAGE APPARATUS